「If」という詩 by Rudyard Kipling

2010年12月20日 15:20

英文学に詳しいわけではないけれど、イギリス人の友達に教えてもらった好きな詩があります。1885年に戦場に向かう息子に贈った言葉らしいけれど、英語圏の人間なら知らない人はいないと言われるくらいの名作。この詩には人としてどうあるべきか、というメッセージが凝縮されています。ヒンドゥー教の聖典でもある『バガヴァッド・ギータ』にも通ずるものがあるとか。

ずっと昔にどこかで入手した日本語版をちょっとアレンジしてみました。

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もし、誰かが君のすべてを取り立て、非難したとしても
冷静さを保つことができるなら、
もし、すべての人間がお前を疑っているときにも
自分自身を信じ、かつ、彼らを許すことができるのなら、
もし、君が待つことに飽きずに待ち続けることができるなら、
また、嘘をつかれても、嘘とかかわらず、
また、人に憎まれても、人を憎まず、
気取りすぎず、知ったかぶりをしないのならば、

もし、君が夢を見ることができ、その夢に支配されることがないなら、
もし、君が考えることができ、その考えを目的としないのであれば、
もし、君が栄光と惨劇に遭遇しても、
この2つの虚像を同じように扱うことができるなら、
もし、君が語った真実を悪者が愚か者を陥れるために
ねじ曲げて話すのを聞き耐えることができるなら、
また、君が人生を賭けて作り上げてきたものが壊される事態に直面しても、
身をかがめ、それらを古びた道具で築き直すことができるならば、

もし、君が膨大な勝利の結晶ををたった1回のコイン投げと
引き換えるリスクを背負うことができるのなら、
そして、負けたとしても一言も不平を言わずに
再び最初からやり直すことができるのなら、
もし、君が気力と体力のすべてを使い果たしてしまっても
それらを振り絞ることができるのなら、
そして、「頑張れ」と言っている意志しか残っていないのに
耐え抜くことができるのならば、

もし、自分の美徳を崩すことなく、大衆と話すことができるのなら、
また、庶民の感覚を失うことなく、王とともに歩むことができるのなら、
もし、君の敵も愛する友人のどちらもが、君を傷つけることがないのなら、
もし、すべての人間が君の価値を認め、かつ、過信しないのであれば、
もし、君が過ちの許されざる1分間を60秒の長距離走のごとく走りきることができるなら、
この世は君のもの。すべては、君の手の中にある。
そして、君は立派な大人になるのだ、息子よ。

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このように生きるのは神のように生きるようで(苦笑)決してラクではないと思いますが、キップリングの詩は人生をすばらしくするヒントが詰まっているので辛いとき、苦しいときの心の糧になりそうです。

ちなみに英語版はこちらから。

今日の写真は家の近所の花屋さん、再登場!
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日本ではお花が高いのであまり行かなかったけど、こっちはトロピカルなお花がいっぱい!

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小さな花屋ですが、誠実だし種類も豊富で新鮮なお花が揃っているのですっかり常連になっています。お花は人の心をハッピー♪にするパワーがあるようです。値段も日本と比べるとすっごく安いのでついつい余分に買っちゃいます。家にはお花飾るスペースないけれど、今はヴィラのお花を毎週買いに行くのが楽しいんです♪ここの花屋はけっこう有名らしく、ホテルやレストランのスタッフが買い付けに来ています。結婚式やパーティ用のデコレーションも受け付けているようですよ。

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コメント

  1. オズ

    Re: 「If」という詩 by Rudyard Kipling

    私のようなヒネクレモノにはちょっと理解し難い詩です。
    殊にこの世を自分のものにしたいとか、
    全てを手の中におさめたいなどといったような、そういう欲望(或いは志とでもいおうか)をもたぬモノには...。
    それに..私は断じて立派な大人になどなりたくない!!

  2. イブウブ子

    オズ さんへ

    うーん、英文学なので根本がちょっと違うのかもしれませんが、この詩では世の中を手に入れたいとかそういうのとはちょっと違うような気がします。あくまでも理想論ですね・・・。わたしは美学や理論にこだわるほうなので興味を持ったのかも。少しでも自分が向上改善できればという気持ちは常に抱いていますが、いずれにしても完璧な人は存在しないですしね(苦笑)。

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