日本人観光客復活なるか?

2012年02月14日 12:42

ホテルのお仕事編でいくつか書いてきましたが、ちょっと息切れ気味(汗)。

バリ島にはいっぱいホテルやヴィラがありますが、意外や意外、システムや対応などは千差万別。お客さんの立場からも「○○ホテルではこうだった」とか、「何でこのホテルは・・・なの?」とか思われることがあるかも知れません。これはGMやマネージメント陣の方針によりけりで、何が正しいとかは分かりませんが、クレームや問題が起きたときには少なからず影響するかと思います(涙)。

日本人的にはお客様は神様。これは同じ日本人同士として暗黙の了解というか、何があってもまずは謝罪第一みたいな感じですよね。ところが外国はそうじゃない!たとえば面子が重要とされる中国とかで下手にクレームしても門前払いみたいな対応で、相手にされなかったり、攻撃的な姿勢で臨もうものなら向こうも怒ってきそう(汗)。欧米においても人種や言葉の偏見もあるのか、やっぱり真摯な対応というのはどうか、と(涙)。

バリ島はその点まだマシ!バリ人はお客様に対しては腰が低いし(あくまでも対お客様であって、こっちに住んでしまうと対応が違うけど・・・)、責められたり怒られたりすることを異常に嫌う体質。だからいろんな国を旅しているといかにバリ人のホスピタリティが優れているかがよく分かる。でもバリ人もなかなか曲者で、温和で素朴そうな外見からは想像もつかないほど表裏があるので、クレームが解決しても場合によっては裏では馬鹿にされていたり、笑い者になっていたり・・・。まあ、表向きが親切ならばそれでいいか、満足したもの勝ちといった感じですね。相手の心を掴む冗談とちょっとした皮肉を混ぜながら、自分の主張が通るようになってこれば大したもの!そしてネチネチしないこと。ピンポイントで伝えて即解決するようなことであればそれでよし。相手の態度について文句言いたくなることもあるけれど、それはまた別の問題で言ったところで無意味なのできっぱり諦めましょう。意外に思われるけども、バリ人はプライドがすごく高い人たちなのでそう簡単に自分の間違いを認めないところがあるんですよ。そして言い訳させたら天下一!(笑)

でもまあ、バリ人社会を見ていてもバリ人同士ってあまりクレームとか言わないですね。バリ人にとって物事が時間どおりに進まないのも、対応が遅いのも当たり前のことだし、面子もあるのか感情をむき出しにすることはほぼ無。だからそんなバリ人がホテルで自分たちとは全然違う旅行者の応対をこなしているのはある意味尊敬してしまいます。

さて前置きが長くなっちゃいましたが、バリ島を訪れる日本人観光客の激減ぶり(涙)。今年もさらに拍車がかかりそうです・・・。ブログを通じて知り合った人たちはリピータさんがほとんどなので、必ず毎年バリ島に遊びに来てくれますが、バリ島に初めて来る人たちは少ないです。昔はバリ人から「バリ島は何回目?」と聞かれる理由が分からなかったけど(笑)、今ではついつい自分も聞いてしまいかねない(汗)。やっぱりバリは初めて!という人に会うとかなり嬉しいです♪良い思い出を作ってもらってぜひまた戻ってきて欲しいと思うから。リピート率は高いバリ島ですが、新規客開拓が今後の課題かな。

バリ島って日本人にとってホントに便利で旅しやすい観光地だと思います。日本語が話せる人は多いし、みんな親日家でフレンドリーなのですぐに友達になれる。そして日本人女子の人気は昔も今も相変わらず(笑)!治安もまあまあいいし、情報もいっぱいあるし、一人旅でも怖いことはありません。でも、旅行会社のパックツアーでガイドさん同行で訪れる旅行者は大体バリ島に来るのが1回目とか2回目とかで、リピータさんはほとんどが個人手配といった感じです。情報も手に入りやすく、旅行会社が取り扱わないような安い宿も多いので、最初は高級リゾートに泊まっていても段々ランクダウンしていくケースが多々(汗)。従って落としていくお金も少なくなるので、旅行会社にとってはあまり恩恵がないのかも・・・。

日本がいくら不景気とはいえ、円高なので海外旅行は有利なはず。日本人の海外旅行回数は減っていないと聞くので、他の国やリゾートに分散されたのでしょう。昔はバリ島は安いイメージでしたが、今は正直安くないですし、以前のような摩訶不思議というか、未知な雰囲気もないのが現状。発展途上のアジアンリゾートという感じで格付けがよく分からないんです。みんなは口を揃えて大手がバリ島を売らなくなったから観光客が減ったといいますが、そもそもバリ島に行きたい人が減ったから大手も積極的に売らなくなったのかも知れない。ファッション業界は自ら流行を作るといいますが、旅行業界もそれに似ているかも!?メディアと提携してリゾート特集を組んだり、今年は○○で行きましょう!みたいなのもあるんだと思います。10年くらい前はどの旅行雑誌もバリ島特集だったし、その後はハワイ、韓国・・・など。またバリ島特集で秘境リゾートなどを扱ってもらえれば少しは変わるのだろうか?

世界的に見ると世界のリゾートトップ10に選ばれたし、バリ島人気は絶好調!オーストラリアからの旅行者は鰻上りだし、アジアや欧米からの旅行者も順調に伸びています。それなのに日本人だけ減ってる。たぶんバリ島は好きになる人とそうでない人がきっぱり分かれるのかも知れません。最初にクタのホテルの安いパックツアーで来てしまうとバリ島の魅力が正しく伝わらずにまた来たいと思う人が少なくなっちゃいそう。イブウブ子も最初にウブドに来ていなかったら絶対バリ島が好きにならなかったと思うし、最初の印象というのが重要なんだとつくづく感じます。

じゃあ、バリ島旅行の売りって何だろ?住んでしまってるからあまりピンと来ないけど、ウルワツ寺院、ケチャダンス、ジンバランのシーフード、ヌサドゥアのリゾート、ショッピング、タナロットの夕日、バロンダンスとバリ舞踊、テガラランの棚田、キンタマーニのコーヒー農園、ラフティングやサイクリングなどのアウトドアアクティビティ、スパ&グルメ三昧、ヨガ?プールサイドでのんびり・・・観光で回るには十分過ぎるほどの見所があると思うけど、3泊とか4泊で来る日本人には消化不良ですよね。ヌサドゥアの整備された環境と一流リゾートはさすがと思いますが、クタやレギャンのビーチ沿いはもはや東南アジアのどこにでもあるビーチタウンみたいな印象が否めないし、やっぱりバリ島に来るなら遠いけれどもウブドにも足を運んで欲しい!ウブドにずっといると文明に恋焦がれることもあるけれど、先進国日本から来たならば逆にウブドの不便さが快適と思えれば最高☆。

そんなウブドですが、実はここ数年の変化も著しいのです(涙)。欧米人客の増加に伴ってどんどんお洒落で便利な町に変貌しつつあるウブド。渋滞も悪化していて、以前のようなのんびり過ごすというイメージとは程遠いのが現実です。バブル真っ最中のバリ島でこれからもどんどん発展していくだろうと思いますが、影ながら応援していきたいですね。昔のウブドが好きだったという方も少なくないと思いますが、今のウブドもなかなか面白いですよ!でもそろそろ環境についてウブドの人たちが真剣に取り組まなければならないときが来ていると思います。先進国の考えと途上国の考えってなかなかマッチしないです。ウブドが快適な観光地であり続けるためにはやっぱりウブドの人間が動かなければダメだろうな、と思っている今日この頃。

このブログを愛読されている皆さんはウブド好きが大半だと思いますが、ウブドの何が好きですか?私は正直何が好きか分からないけど、何となく居心地がいいところ。波長が合うのかな?まったり、のんびりした空気が好きです。でも将来もずっとウブドにいるつもりはないだろうな、というのが最近の見解。シンガポール移住の夢は捨て切れません!

大好きなチャンギ空港にて・・・
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コメント

  1. ハチ

    イミグレや税関の汚職公務員のせいです。

    イミグレや税関でインドネシアの評価ガタ落ちだと思います。過去に6回旅行して入国時にどちらにも過去に一度づつ捕まり小一時間別室で取調べされる羽目に遭いました。どちらも法律違反などの正当な理由ではなく単なる職員の小遣い稼ぎに巻き込まれそうになりました。さすがに2回目(昨年の税関の出来事)の帰国後、腹が立ったので東京にあるインドネシア大使館へ電話連絡の上、不当な拘束の謝罪と不連絡扱いでホテル側に到着日1泊キャンセルされた補償と当日の宿代を要求(慰謝料は請求していません)したが半年経っても調査の回答すら無し。

    以前に投稿した有名スパのドライバーのプチぼったくり未遂もそうですが、バリの旅行に従事する関係者達は自分のその場の利益のことしか考えていない人が多くてリピートなんていう発想が希薄なのが問題の根本なのだと思います。今のままで放置すれば日本人だけではなく欧米人や今後増えるであろう中国人にもソッポを向かれる可能性が高いと思います。

  2. イブウブ子

    ハチさんへ

    イミグレはスタッフ入れ替えなどで以前よりだいぶマシになったと聞きますが、やっぱりまだまだですね。隙あらば・・・という感じが否めないです。インドネシアの役人はとにかく横柄なので、大使館も動いてくれません。

    バリの将来はどうなるのか?バリ人は近年のバブルで大型ホテルや高級ヴィラを建てまくって、物価も毎年10%上昇して、道路も渋滞が深刻化しているのにけっこう楽観的です。このままじゃいけないってことは、10数年以上前からバリを訪れている旅行者のほうがよく分かっていると思いますね。先日も15年前から毎年2回バリに来ている夫婦が、「もうバリは終わり。もう十分だから来年は戻ってくるか分からない・・・」とのお言葉。彼ら曰く、「バリの方向性が分からないし、どんな観光地を目指しているのか見えない。ターゲットとする客はオージーのサーファーやパーティ好きの若者なのか、中国人の団体なのか、それともヨーロッパ人のラグジュアリーなバカンスなのか。ビーチは汚くて泳げたものじゃないし、田んぼも減っている。南部じゃ文化も感じられないし。

    世界的にみてもヨーロッパをはじめ、不景気だし、まだまだ物価は先進国より安いですがあと5年もしたら日本と変わらなくなりそうです。要は今までは芸能文化に興味がある人たちも、安いからバリに来たっていう人が多かったのだと思うんです。バリは好きですが、値段が変わらないならハワイのほうがいいな、と思うのは私だけじゃないのかも知れません。

  3. ハチ

    イブウブ子さんの言うとおりです。

    国の物価水準ではなく旅行者にとってハワイとバリが同じ物価水準であればバリではなく私もハワイに行くでしょうね。

    過去に2回行ったハワイでは何の不都合も無いのでクレームを付けたことはりません。バリでは高級ホテルですら言いたくも無いけど毎日のようにクレーム付けています(苦笑)。例えばホテルでは、依頼したのにしていない。前の話と今の話が違っている。の類ばかりでとても洗練されたサービスを受けられないのである程度旅慣れた人やよほど大らかな人ではないと厳しい。ハワイではまず依頼して受け付けたことをしないなんて有り得ないですから。

    確かに景色も段々と悪くなり無秩序に建物ばかり建てて混沌として魅力も半減ですし、誰をターゲットにして何を売りにした観光地を目指したいのかもわからないですからね。今の流行っているうちに官民挙げて改善しないと廃れてからではもう手遅れになると思います。

  4. 爺ちゃん

    今度ご帰国の時旅行会社のパンフ棚をご覧下さい。

    お久しぶりです。 いつもバリレポートを愛読しています。  日本人バリ観光客の復活なるか?
    この期待は薄いようです。 意地悪爺ちゃんは時間潰しの時、旅行会社のロビーでどこが人気か試しています。
    バリの単独カタログは少なく、タイ・プーケット・その他東南アジアの観光地と一緒の薄い一冊ばかりです。 
    カウンターのお姐さんに質問してみますな。 「爺ちゃんバリに行ってみたいが・・・?」と云うと、「どうせ行くならもっと良い場所にしたらどうですか???」 と言わんばかり。  今までは考えられぬ北欧やクルージングも円高で手近に来たのですな。   そちらに人気が行ってしまったのでしょう。   
    さて、今年の豪雪は異常。 地鉄富山市内線が吹きだまりに乗り上げ、不通になったTVを何度も見ました。
    ご実家の雪降ろしは大丈夫ですか? 昨晩から寒波が再来し、寒い朝でした。 NHKニュース大阪の女性アナが、「もも引きが脱げる季節・・・」とコメントし、男性アナが笑いこけておりました。 ウブ子さんも「もも引き」はご存知ありますまい。 ではお元気にお暮らし下さい。
    最近の日本は何を信じて良いのか暗い話題ばかり。一生働いて老後のために貯蓄した企業年金が何千億円も消えた話し等、日本人の良心は何処に行ってしまったのでしょう? 悲しいですな。   では又。



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