知られざるバリ島の建設事情

2015年05月23日 00:06

スラマッマラ~ム♪ こんばんは。

バリ島はもう乾季になったようで、湿度が下がったのが肌で感じます。顔はオイリー肌なのに、体は乾燥肌気味なワタシは今の時期、指や手の甲がカサカサになっちゃいます(^_^;)。カラッとしているから、あまり汗をかいたりしないんですが、日中の日差しの強さは雨季以上に強烈!日焼け止めが欠かせません。でも、バリ特有のカビっぽさからは解放されるので、この数か月間は安心して暮らせます。

乾季といえば、建設シーズン!年中工事の音が絶えないバリ島ですが、雨の心配が少なく気候の良い乾季は大工さんの稼ぎ時!でもラマダンの断食期間が来月から始まり、7月にはイドリフィトリと呼ばれるイスラム教の長期休暇が続くので、ジャワ島からの大工さんにはあまり期待できなさそうです。

さて、相変わらずウブドではホテルの建設が続いています。どんどんホテルが増えていますが、もう高級リゾートはウブドにいらないという声もちらほら。田んぼが消えていくのも大型ホテル建設や外国人のヴィラ購入が原因だったりするし、自分たちの家は田んぼビューがいいけれど、これ以上ホテルはいらないというのも外国人在住者のエゴなのかも^^; とにかくバブリーですね。インドネシア人のお金持ちは日本のお金持ち以上にお金持っていますし、ウブドに住む者としては田んぼを守りたいという気持ちは山々ですが、現地の人だって米を一生作り続けるよりは20年、30年と土地賃貸の契約を結んだほうが、働くなくても暮らしていけるほどの価値がついちゃっているので、これはなかなか難しいのが現状だったりする。もっと農業を守っていかないと、どんどん賃貸や売却が増えてしまうと思います。近年の地価急騰はホントに凄くて、日本の田舎のほうが安いんじゃないかな。

でも、建築中の家を見たことがあればバリの建築事情には驚かされます。ワタシも日本の建築については詳しくありませんが、バリ人の家はコンクリートブロックを積み重ねて作っているんです。日本だったら単なるブロック塀ですよね。それに両面、コンクリートを塗って家の壁になるんです。ネパールの大地震で地元の人の家が崩れたり、歴史的な建築が壊れたりした被害がありましたが、バリも他人事じゃありません。耐久性とかほとんど考えずに建てられたものばかりだし、外国人向けのヴィラだってさほど変わらないように思います。それにどんなにデザインが良くても、それを作れる技術を持つ大工さんは少ないですし、質の良い素材や材料も手に入りにくいのが現状。暑くて湿気の多い熱帯気候のせいか、機械類もすぐに壊れます(-_-;)。

ワタシの家の隣りにも大きな家が建設中なのですが、このとおり
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よく見るとけっこう雑だけど・・・
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けっこう大きな家のようですが、こういう風に現地の家は建てられます。コンクリートだって日本のと比べると砂利が多かったりして粗目なので、品質は見ての通り。ワタシの部屋も同様だったのですが、最初にバリの建築方法を知ったときはあまりにも簡素な作りでビックリしました。だから、大工を使わずに自分たちで建ててしまう人もいたり。。。確かに重労働ですが、この程度の技術ならば素人も出来なくもない?大工さんの仕事でも、高さとかマチマチだし、家が傾かないか不安。こういうわけなので屋根との間にもかなり隙間ができて、そこからヤモリやらゲッコーやらが入ってきちゃうんです。バンガロー(山小屋)のような家は天井が高くて開放感があっていいけれど、汚物が毎日落ちてくるので、今は日本の家のように密閉された天井の家に今度は住みたい、というのが密かな願いだったりします(^_^;)。

足場は竹で組立てます!
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これはホテルの建築も同じのようで、竹は安く簡単に手に入るし、今もバリ島では竹が主流です。貧しい人の家だと、このまま屋根を作ってブロック塀むき出しで終わりだったりしますが(今どき珍しいケド)、普通はコンクリートを両面に塗って、余裕があればさらに防水用の処置を外壁に施し、部屋の内側はペンキを塗ってコンクリートを隠します。でもペンキがすぐに水分を含んでプクッと膨らんできたり、中から綿のようなものが飛び出して来たり、まさかアスベストじゃないよね!?噂によるとアスベストは安く手に入るため、インドネシアではまだ主流らしい。コンクリートブロックの仕上げ剤や吹き付けにに使われていたら、綿のように捲り出てきたりするのかな?ワタシの部屋もそうなっているし、これまで見たことのあるホームステイの部屋もそうだったのでちょいと心配デス(;´Д`)。

コストのほうはかなり上昇しているようで、数年前の1.5倍くらいに跳ね上がっているみたいなので、みんな苦労しているようです。ジャカルタ資本のきちんとした建設会社なんかだと、プロジェクト単位で支払われるようですが、地元の人たちはまだまだ日給、日雇いの状態なので、ダラダラ働くほどお金が儲かるバリ島の大工事情(汗)。日給も1.5倍くらいになっているので、途中で放棄されている建物もたまに見かけます。建設ラッシュの割には現場監督を任せられる技術者も少ないし、この家を建てている大工さんも近所のおじさんとおばさん(バリ島ではおばさんも肉体労働します!)なので、専門的な知識はあまり期待できなさそう。設計図と違うものが出来ちゃったり、オーダーしたのと違うものが使われていたり、こっちで家を建てたことがある人にはよくある話。プロセスを知らないと、完成したら見かけは綺麗に出来上がるのだろうけど、こんな感じで簡単に家が建っちゃうバリ建築事情でした。

それでは皆さまも良い週末をお過ごしください!

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