人の命って平等じゃない@バリ島

2015年07月06日 09:39

スラマッパギ~♪おはようございます!

最近のウブド、寒いです。ワタシは夜に帰宅するとまずシャワーを浴びるのですが、実はうちの給湯器、ずっと調子が悪くてぬるま湯なんです。多分30度くらい。日中ならともかく、さすがに夜は冷えます。先日、夜にチェックインされたお客様に「夜は冷え込むので・・・」、とお話ししたら、全然寒くないと言われましたので、あくまでもバリ感覚と思ってください(笑)。日中は28度くらいまで上がりますが、夜は22~23度前後と思っていただければ想像がつくかと思います。こっちの部屋はタイル張りのため、寝巻きには長袖のジャージとモコモコ靴下が欠かせません。そんな密かなワタシの願いは、熱くて水圧の高いシャワーをたっぷり浴びること!バリ島でローカル生活を送っていると、日本の当たり前ってスゴイことなんだと改めて感じさせられます。また、バリ島では台所のコンロとシャワーの給湯器はプロパンガスを使っているのですが、日本のように業者が定期的に残量を確認して交換してくれるシステムがありません。残量が分かるメーターも一応ついてはいますが、何でこんなところに置くか?というほど軒下の裏手にあって、人が入るのさえ困難な場所にあるため、普段は足を踏み入れることができず残量も確認できません(涙)。頼めば配達してくれるところもあるようですが、ガスが残っていたら交換できないらしく、なくなるまで使わなければいけないみたい。予備にもう1つずつ持っていればいいのかも知れませんが、ガスボンベ本体は意外に高くて庶民はそこまで余裕がないのが現実(^^;)。なので、料理の途中にガス欠になってしまったり、水シャワーに数日耐えないといけなかったり、と何かと不便なわけです。ガスの交換以外にも、日本の賃貸物件だと不動産会社が管理や点検を行っているので、不具合や故障があったときには無償ですぐに修理してくれるのですが、こっちはすべて自己責任+自己負担(;´Д`)。とにかく物がすぐ壊れるので、メンテナンスにお金がかかります。給湯器と水圧ポンプはすでに2回交換しているし、シャワーヘッドや台所の蛇口なんか計3回ほど買い替える羽目に!何かと不便なバリ島生活ですが、苦情を言って許されるのはあくまでも観光客の身分のみ。バリでは怒っても騒いでも物事がスムーズに進まないので、ある程度のことは諦めるというか、泣き寝入りせざるを得ないことが多いんです。

泣き寝入りといえば、日本じゃ考えられないようなこともよくあるのがバリ島。医療事故が騒がれる日本とは違い、こちらではドクターに文句を言ったり、ましてや訴えるなどありえません。手術後に感染症や合併症を起こすことは珍しくないし、実際に同僚が大変な目に遭ったし、知人の父が亡くなったこともあります。出産時の事故で不幸が起きてしまったときも、運命として受け止めるしかないし、交通事故でも警察を呼ぶのはバリの非常識。そもそも自賠責保険をかけている人はほとんどいないので、被害に遭っても何の補償もないし、死亡事故でもないかぎりは当人同士の示談で済ませることが多いようです。でも、お金がない人が多いから、治療代も請求できないし、何かとお金を持っていない人が強いのがバリ。これはウブドに住む知人から聞いた話で信憑性は不明ですが、その昔外国人が事故を起こしてバリ人が亡くなったケースでも、30万円ほどで示談したケースもあるらしい。車は当て逃げされるし、バイクはすぐ逃げるし・・・今でも日本の法律の常識では考えらないことが多いです。

先日は同僚の近所で人が亡くなったのですが、長いこと原因不明の病を患って自宅療養していたそうで、最近になって耐えられない痛みにのたうち回るようになったため、病院で働く親戚がモルヒネのような強力な鎮痛剤を与えたところ、そのまま目を覚まさずに息を引き取ったらしいです。日本だとそんな危険な薬は医師の処方箋なしにはまず手に入らないし、いくら病人とはいえ、薬を投与した後に病状が急変したら大変なことになりますよね。

病気のときだって日本人は恵まれているなと思う。お金がないから入院や手術ができないって人はあまりいないし、会社員なら毎年健康診断があるし、がん検診だって受けている人が多いはず。癌でも完治して長生きしている人はいっぱいいます。でもバリ島は違います。身近にいるバリ人で定期的に健康診断を受けている人などほとんどいないし、不調だと感じても尿検査と血液検査、せいぜいレントゲンといったところ。がん検診はウブドの病院ではできないし、デンパサールの大きな病院でも果たしてどれだけ受けられるのか分かりません。仮に検査したところで、実際に治療できる設備や経験のある医師はいないんじゃないかな。バリ人の平均寿命は60代後半だと言われていますが、気づいたときには末期がんだったり、中には癌だとすら気づかずに亡くなるケースも少なくありません。糖尿病を患っている人も多いし、治療薬もお金がかかるので放棄する人もいるそうです。病院行っても、治療費が払えるかが先決だし、お金持ちは助かるけどそうじゃなければ諦めるしかないのが現実。病気なのに治療できない人の話を聞くと、命の価値って生まれた国や裕福度によってこんなに違うんだと、悲しい現実を突きつけられます。日本ではクレジットカード付帯の海外旅行傷害保険だって死亡事故には3000万とか5000万が補償されるけど、バリ島ではラフティングなどの観光客向けアクティビティでも500万が上限だし、人の命はお金に換えられないとは言いますが、数字で見る限り差があるのは明らかです。

でも、バリ人はヒンドゥー教の影響もあるのか、「天寿を全うする」考えが根強く感じます。そして幸も不幸もすべては神の思し召し。輪廻を信じるバリ人は悲観するより運命を受け入れ、あまり執着しないように感じます。日本も昔はそうだったと思うけど、バリでは生と死が隣り合わせというか、赤ちゃんがよく産まれる分、人の死も身近に感じます。そしてバリのお葬式は最大の旅立ちの儀式として重要な役目を果たすため、死に関する根本的な感覚が日本人とは違うような気もします。何だか深刻なトピックになってしまいましたが、最近ふと命の価値について考えることがあったワタシ。要はバリ島生活においてまさに「健康は宝」!健康で暮らせることに日々感謝して生きていこうと思います。

さて、今日はまたワッフルのお菓子!
DSC04547.jpg

以前紹介したCombocizとの違いがやっと分かりました。Combocizにはチーズクラッカーとチョコレートワッフルの間にチーズクリームが挟まっていますが、これはチョコレートクリームが挟まっています。見えづらいけど・・・。小分けになっているのは便利だけど、ワタシはチーズクリームのほうが好みかな。ちなみにウブドではIndomaretとAlfaMartのコンビニで売っていますよ。

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それでは良い1週間をお迎えください!

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コメント

  1. にこぷん

    こんにちは~

    カーチャーターの車窓から見た店先にあった物がガスボンベだったんですね~。かなり小さくて、すぐなくなるのではと思いました。
    ずーと読ませて頂いて不思議に思います。”どうして生活が便利になる様に、せめてガス燃料ぐらい2本置くなど改善(工夫)しないんだろうと…。
    異文化を知ることができてよかったです。
    トゥリマカシ^^

  2. 良ちゃん

    ビックリした!

    ここ1ヶ月位イブウブ子さんのブログを読ませて頂いてる者です。気合いが入り過ぎてなくてよ読みやすかったです。今日読んでたらビレッジリゾートって書いてあるじゃない!9月27日から 3泊でお世話になるんです。実は夫婦でウブドに暮らそうと思っている時期がありました……色々事情があって今は諦めてますが。初めてウブドに訪問した時にあっ!ここに居たことあるって思いました。以来十数回昨年は二度伺いました。お邪魔した時には宜しくお願いします。

  3. 里花

    こんにちは

    やっぱり、まだまだ医療事情は厳しいバリ島ですね。
    最近読んでいる「沈みゆく大国アメリカ」という本で、アメリカのひどい医療事情が詳しく紹介されてました。
    アメリカも、お金持ちはいくらでも最先端の医療が受けられるけれど、日本では当たり前に保険で受けられる治療が受けられず、悪化することも多いのだそうです。
    つくづく、日本に生まれて良かったよ・・・と思いました。
    「天寿を全うする」という考え方も、バリでは必然なのかもしれませんね。

  4. ヴィーノ

    3度目のコメント失礼します。
    とても考えさせられる記事だったので。

    旅行者にとっては「楽園バリ」ですが、住んでみるといろいろたいへんそうですね。
    インドネシアの中では豊かなバリでもそうだとすると、ほかの地域は推して知るべしですね。
    斜陽の日本から見ると、経済成長著しいインドネシアが羨ましく思えますが、そう一足飛びにはいかないものなんですね。

  5. イブウブ子

    にこぷん 様へ

    小さいのと中くらいのサイズがあるのですが、最近は小さなサイズが品薄状態らしく、こっちの人は小さなボンベは台所に使っているので庶民には打撃が大きいです。レストランやワルンでは予備にいくつか空のガスボンベを持っていると思いますが、本体の値段が意外にお高いのでワタシは1個のみです(^^;)。バリ人は必要最低限で生活していますし、ガスボンベに関わらず何でも貯蓄する考えはなく、なくなったら買えばいいと思っているのであまり不便とは思っていなさそうですが。。。

  6. イブウブ子

    良ちゃん へ

    それは偶然でびっくり!ブログを見つけていただいてありがとうございます。ウブドファンということで、またいろいろとお話できると嬉しいです。9月の下旬にお会いできるのを楽しみにしていますね!

  7. イブウブ子

    里花 様へ

    最近は政府がBPJSという国民保険制度の導入を進めていますが、個人経営の小さなお店が多いウブドのような田舎ではまだまだ雇用主の認識がまだ甘いのかも知れません。それに実際に使っていても、総合病院では使えないらしく、最寄りの診療所みたいなところを登録するので、正直医療レベルの低いインドネシアでは大した治療は期待できそうにありません。それでも一般的な風邪やデング熱、怪我や骨折などには役立ちそうなので、これが最初の一歩として良くなっていくことを願います。日本も延命治療とか、寝たきり老人や介護の問題があるので、いろんな問題を抱えていますが、そもそも日本人が長生きなのは医療の進化と健康保険のおかげだと思うので、やっぱり日本に生まれて感謝することは多いです。バリ島で楽しく暮らせるのは若くて健康なうちだけで、歳を取ったら医療の問題とか心配なので、リタイア生活にはあまり向かないと思っています。

  8. イブウブ子

    ヴィーノ 様へ

    インドネシアの経済発展は目覚ましいものだとは思いますが、あくまでも一部の富裕層やトップによるもので、庶民はその恩恵を受けていないように思います。でも、政治家や経済界の汚職がなくならないと先進国の仲間入りはまだ遠いかも・・・。経済的にはやはりビジネスの中心はジャカルタですね。バリ島は観光業と不動産で潤ってはいますが、どこの社会も同じくお金は持っている人のところに集まります(汗)。ただインドネシアの強みは国が若いということ!高齢化の進む日本には羨ましいほど20代以下の人口が多いので、この若年層がしっかり頑張れば国の将来も変わるかも知れません。

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