本日は「ニュピ」なり

2008年03月07日 09:59

バリ島には毎年1回、静寂の日とよばれる「ニュピ」という祝日があります。これはいわゆる、バリ・ヒンドゥー教の正月であり、バリ特有の旧暦(サカ暦)に基づいて毎年日が変わります。この日だけはデンパサール空港も閉鎖され、入国・出国もできなくなります。バリにいる人はみんな労働・外出が禁止され、一般市民は電気や火の使用も禁じられます。観光客も外出してはいけません。でも、ホテルだけは特別許可が下りているので、ホテルに泊まっている人は敷地内であれば自由に行動でき、電気も通常通り使用できます。(もちろん自主的に使用を控えることが望ましいのですが・・・)そして、もちろんホテルではレストランもスパも通常通り営業(!)しています。こういうときこそ、リゾートライフを楽しみたいもの。なので、こっちに住んでいる外国人や地元のお金持ちたちは、こぞってホテルに滞在するのです。

さて、ニュピの前日には、「オゴオゴ」という張子でできた怪獣のような神輿を男衆が担いで町をねり歩きます。ウブドでは毎年夕方過ぎから、サッカー場に集合して始まるそうです。去年は深夜まで残業していて行けませんでした。そのときに支配人から「絶対来年は見に行ったほうがいい」と指示を受けていたので、絶対今年は行くぞ!と心に決めていたのだけども・・・。シフトの関係で、7時まで仕事になっちゃったんです。ところが、また支配人に見つかってしまいました。「何でまだいるんだ、早く「オゴオゴ」を見に行かないと終わってしまうじゃないか!早く行きなさい。」とお叱り(??)を受け、ちょっと早めに仕事を切り上げ、ウブドに向かいました。

バイクで向かったのだけど、バリ人がいっぱい路肩に座り込んでいて、交通規制がありました。でも、よく分からなかったので、許可を受けた上でその中を通り抜け、「オゴオゴ」が見えたところでバイクを止めました。

女の子たちもたいまつを持って応援
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ちびっ子も「オゴオゴ」大好き
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盛り上がる男性陣
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アップでもう一度
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これは目にライトが仕掛けてあって、ピカピカ光っていました。あっぱれ!

こんなグリーンの愉快なのも
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「オゴオゴ」がやってくる~やってくる~♪
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ミニ「オゴオゴ」を肩に乗せたものまで!
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ガォ~!!
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実際に経験して思ったのですが、これはお祭りですな。でも、祭りなら日本男子も負けないと思いました。バリ人の祭り好きな精神は、古代から伝わる日本精神に似ているような気がしました。「オゴオゴ」を見て、なぜか日本が恋しく思いました。いくら住んでいるとはいえ、所詮外国の土地。これが日本だったらもっと楽しいのにな・・・って感じちゃったから。もっと外国人がいっぱい見に来ていると思ったのですが、イブウブ子が行くのが遅かったのか、案外少なかったです。(そしてイタリア人からナンパされた!)

「オゴオゴ」はウブドのいろんなところでやっていたので、最初はハノマン通りの中間あたり、そしてモンキーフォレスト通りとのU字路あたり、そしてウブド王宮前というように、イブウブ子もひとつ終わるごとにバイクで別のスポットに移動して撮影しました。でも交通規制が結構あったので、ホテルのタクシーとかは思わぬ待ったを食らっていたようです。やっぱりバイクあると便利ピース。最後の締めは王宮前でした。花火も打ち上げられて、きれいでした。

ところで、「オゴオゴ」以外に驚いたのは、道のあらゆる場所で爆竹が鳴っていたこと。最初はすぐ近くで火花が散っているのを見て、マジでびっくりしちゃいました。これは大きな音を立てて、悪いスピリットを追い出そうというニュピならではの儀式も兼ねているそうですが、どう見ても楽しんでいるようにしか見えない・・・。しまいには火の玉でサッカーをしている若者まで!この日はパーティと化すらしく、夜遅くまでバリ男子は盛り上がります。

部屋に戻ると、爆竹で耳がおかしくなったのか、キーって耳鳴りがしました。1年に1度だからいいけど、絶対耳に良くないです。それと不思議だったのは、バリ人の子供って大きな音でも泣き叫ばないのかな?日本人だったら、3歳くらいだったら絶対泣きわめく子がいそうなのですが・・・。

ニュピはすべてをリセットする日でもあります。確かに前日の馬鹿騒ぎの後は静寂も必要だと納得。でもね、本来は外出禁止なのですが、昼過ぎには川に水浴びに行ったり、町内を徒歩で歩いたりするバリ人も少なくないらしいです。車やバイクの使用はダメだけど、徒歩でちょっと散歩ならいいんだって。

Selamat Nyepi・・・今年もバリが平和で、みんなが幸せに過ごせますようにheart02

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コメント

  1. mari

    伝統

    先月イブウブ子さんからご紹介いただいたガイドさんにテガラランの往復路、
    ベンジョールのある村やオゴオゴを制作中の子供たち、闘鶏の話、川で沐浴する村人たち
    あたりまえにあるバリの方たちの様子にふれさせていただいた事感謝です!

    いつかニュピのときにも「そこにいたいな」と思います。

    また、バリに行くぞォ!!

  2. エマニエル

    はじめまして。
    ブログジャンキーからジャンプしてまいりました。
    私も『聖☆オーラル学園』というギャグ漫画サイトを細々とやっております。
    よろしければ遊びにいらしてくださいね(*´▽`*)

  3. イブウブ子

    ウルルン滞在記

    イブウブ子も初めて現地の人の生活に触れたときは、まさしくウルルン状態でした。ウブドの人たちは昔ながらの生活を守っている人が多いので、一番バリらしい場所だと思います。年配の方曰く、戦前の日本もこんなんだったそう。何となく懐かしい感じがするのもそのせいかも知れないですね。お買い物やレストランの情報だけではなく、バリの歴史とか文化を勉強すると、もっとバリを楽しめると思います!

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