バリで注意すること

2009年07月23日 11:11

実話を元に、バリでの注意事項を書きたいと思います。

まずは初バリで一人旅だった友達の実話です。

まだ右も左も分からなかったところ、チャンプアン付近を散歩していたら、ちょっと美人なインドネシアのギャルに「モンキーフォレストはどこか?」と聞かれたそう。彼女たちはジャカルタから観光で来ていると説明します。偶然、モンキーフォレストにはすでに行ったことがあったため、片言の英語と身振り手振りで場所を説明しようとしました。でも、なかなか伝わらない・・・。そうしているうちに、どこからか彼女たちの専属ドライバー?みたいな車が隣に止まりました。ちょうどお昼どきだったこともあって、「じゃあ、モンキーフォレストに行くついでにちょっとランチなんてどう?」みたいなノリになり、車に乗るのはどうかと一瞬ためらったけれども、良い人そうだし、ちょっとくらいウブドならいいか、と思って車に乗り込んでしまいました。

てっきりウブド内のどっかのレストランに行くのかと思いきや、車はどんどん進んでどこに行くのかさっぱり分かりません。どこに行くのかと聞いたら、何と「デンパサール!」。ウブドからデンパサールには車で少なくとも30分はかかります。

デンパサールに行ったら向こうのローカルなレストランに行くのかと思っていたのに、連れて行かれた場所は誰かの家。そこには顎鬚を生やし、色つきサングラスをかけた見るからに怪しそうな中年男性がいました。

とりあえず、お昼ご飯は出してもらったそう。でもそのときに「カードゲームって知っているか?ブラックジャックはできるか?」など、賭け事の話をし始めました。その怪しげなおじさんが言うには、「近所のものとブラックジャックをするから、一緒に組んでプレイしないか?」のような内容。あまり英語が分からないものだから、たぶんそういうことを言っているのではないかとの推測だったけれども、手にはカードを持っているし怪しいことは感じ取れる。初バリと言えども、ガイドブックや人から聞いたりして、カード詐欺のことは知っていたので、「やばい!これは絶対カード詐欺だ」とそのとき初めて気づきます。急いでトイレに行き、財布の中身を整理し、お金を隠しました。とにかくカードについては知識がない振りをせねば・・・!ブラックジャックのやり方は知っていたけど、ここはちんぷんかんぷんを装い、相手を諦めさせる作戦。ちょっと不機嫌そうにカードには興味がない態度を取ると、何とかウブドに帰らせてくれました。

この話、自分だったら怖い!だって、デンパサールに連れて行かれて、自分の足はないし、開放されたとしても親切にわざわざウブドまで戻してくれる保証はないから。この人たちはそれでも案外良い人たちだったので、無事ウブドまで送り届けてくれたそうです。でも車内でギャルたちが「日本のお金ってどんなの?色は何色?」みたいにしつこく聞いてきて、いかにもお金が欲しそうな様子。トイレで日本のお金はすべて財布から抜き取って、小銭のみだったので、一応財布を見せたら、記念に小銭が欲しいという。250円だけ渡して無事開放されました。

この250円っていうのがけっこう不思議で、インドネシアでは小銭は両替できないので、実はあってもなくても意味のないお金なんです。イブウブ子も昔、ユーロの小銭をチップとしていただいたことがありますが、そのときの率直な反応は「あ、けっこうです。お気遣いされなくても・・・」とやんわり断ったのですが、相手はそんなこと知る由もなく、「いいのよ。あなたのためなんだから」というのでとりあえずいただきました。

カード詐欺にあいかけた友達ですが、たった250円で済んで本当にラッキー☆だったと思います。昼ごはん代も無料だったらしい!旅行中は気分が開放されがちですし、ついつい周囲の人たちの善意に甘えがちですが、良い話には絶対裏があると警戒心は忘れないでください!女性ならなおさらです。

さて、次は自分の実話。何と、ウブドで両替詐欺にあいかけました!

ウブドの両替所ってクタとかと比べるとレートが似たり寄ったりで安心ってイメージがあったのでちょっとびっくり。ハノマン通りとか、日本人が多く来る店の近くの両替所はとてもレートが悪いので、モンキーフォレスト通りの両替所をおすすめします。そしていろいろ調査した結果、ツアーやラフティングの案内所とかで兼業している両替所のほうがレートが良い傾向に。

でも、今回騙されかけたのはツアーの案内所。たいてい騙すのは男性ってイメージがあったのですが、ここは若い女性。一瞬、女性だから安心だと思ったのですが、両替した後その場ですぐに確認して難を逃れました。

手口はクタと比べるとかわいいもので、普通の人なら気づくはず。当時のレートは1円=105だったので、10000円でRp.1.050.000になります。インドネシアの紙幣は0が多いので確かに最初は混同します。イブウブ子が数字に慣れたのも、ホテルで毎日のように両替をやっていたからというのもあるかも知れません。おかげで万と千の単位の計算は得意になりました。でもこのコの手口はすっごく初歩的で最後のRp.50.000をRp.5.000にするというものでした。

2年半もバリに住み、働いていたイブウブ子にそんな手は通じません!一瞬、「はい」と言ってしまったものの、すぐさま「何で5000?50000じゃない?」とつたないインドネシア語で突っ込むと、「Oh, sorrry sorry。ドルの単位と間違えた」とのこと。そう、こっちの人ってわざとやったのか、それとも本当に間違えたのか、曖昧にするのが上手なんです。だから心優しい観光客を相手には「ゴメンなさい。自分は馬鹿で・・・」みたいな嘘を平気で言います。数字に関しては、特に両替とかホテルで働いているような人たちは絶対間違えるわけがないと思うので、本当に白々しいのですが。ちなみにドルだとしても1ドル=10500なので、100ドルでRp.1.050.000。最後は5万ルピアで5千ルピアじゃありません。当然ながらそのようなバレバレの言い訳もお見通しでしたが、あえて指摘しませんでした。

経験から言うと、欧米人より日本人のほうが数字に弱い印象を受けたので、両替のときは自分で電卓を持っていくなどの対策をしたほうが安心かと思います。

さてさて、最後はコンビニでのぼったくり!これには正直イブウブ子もショックでした。ウブドに何店もある有名なところだったので。

被害にあいかけたのはイブウブ子の妹。ジュースとお菓子を買いに連れて行ったときのことです。イブウブ子はコンビニ内の他のものを見たりと、別行動していました。買うものが決まって、妹がレジに行ったのは遠目から確認していました。レジで袋がいるか?とか聞かれているのも聞こえていました。じゃあ、そろそろ出ようかと思い、レジの様子を見に行ったところ、なんと電卓で15000と見せられている!コンビニは何度も利用したことあるし、こっちの物価は分かっているので、どう考えてもジュースとお菓子でRp.15000になるわけがありません。合計でRp.8000です。

ちょっとカチーン怒ときたので、レジの男の子を前に妹が払いそうになったRp.15000を即没収。下手なインドネシア語で「何でRp.15000?ジュースはRp.4000、お菓子もRp.4000でしょう?合計でRp.8000なんだけど、ちゃんとレジの機械使ってよ!」と捲くし立てると、隣にいる別のスタッフとやばそうな表情をして目を合わせました。この二人はグルなのはすぐに分かっていましたが、目の合図で「仕方ないから、レジ使ってやり直しな」みたいなやりとりがありました。案の定、レジを使わせるとぴったりRp.8000。当たり前なんだけど、当然のように勝ち誇ってしまいました。そのときの男の子は一応「Sorry」と言いましたが、バリ人は椅子にも紙にも何でもSorryと謝る意味不明な言動をするので、本気で謝っているとは理解しないほうが身のためです。

う~ん、それでもやっぱりバリ人が憎めない!バリは詐欺やぼったくり、盗みはありますが、それでもやっぱりバリが好きなイブウブ子です。

人間には悪い心と良い心が共存する
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悪い心が出てきませんように・・・。

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コメント

  1. マルゥ

    Re: バリで注意すること

    こんにちは。以前コメントしたことがありますマルゥと申します。
    値段交渉で高い値段を言われたことはもちろんありますが、そういった詐欺にはあったことないです。 

    小銭のことですが!思い当たる節があります。帰りの空港で、「これ1000円札に替えて」と1000円分の100円玉をもったバリ人に言われたことがあります。あいにくその時1000円札がなかったので替えてあげられなかったのですが。

    チャンプアンの話怖かったですぅ^^;
    ウブ子さん質問なんですが、マヤさんのプールって、宿泊者じゃなくても使用することってできますか?もちろん料金払って とかですが。

  2. イブウブ子

    マルゥさんへ

    もしバリ人が小銭じゃらじゃらさせて1000円と換えて欲しいって言っても、あまり怪しまないでくださいね。ついつい裏があるんじゃないか、とか偽コインかと思ってしまいますが、そのようなことはめったにないと思います。

    マヤのプールですが、宿泊者のみの利用に限られていますので、料金を払ってもお断りしています。これはせっかく宿泊料金を払ってマヤに泊まってくれたお客さんに、のんびりとプールでも過ごしていただけるように、とのホテルの方針なのです。ビーチ側のリゾートホテルでは大型プールがいくつもあるので、料金を払ったら入れるところもありますが、マヤはプールの数も大きさも限られていますし、ハイシーズンになると宿泊客だけでもいっぱいになってしまいます。でもプール以外の施設、スパやレストランは外のお客さんにもご利用いただけますよ!

  3. バリ・キチ爺ちゃん

    Re: バリで注意すること

    イブ・ウブ子様
                  バリ・キチ爺ちゃん
     実例を以てお知らせ頂いた件はもっと皆さん慎重に
    ならないといけません。
    全ては安全第一で我が身を守るのが海外生活の基本でしょう。  
    ウブ子さんは良くご存知ですね。
    さて、ある実話をお伝えしましょう。
    GA882は深夜DPSを出発し、翌朝8:00に関空に到着します。
    クルーはマイクロバスに乗って南海本線堺駅前のリーガロイ
    ヤルホテル堺のステーです。
    キャビン・アテンダントのお嬢さん達はあちらのお金持ちの娘
    さんばかり。 出発の時はベンツやボルボに乗せられて空港まで
    来ますな。
    お城様は大阪で小銭も要るかと空港前にたむろする両替屋で
    チョイと¥500玉に替えたのですな。
    大阪に着いたと、ホテル前の自動販売機でジュースを買おうと
    でもしたのでしょう。
    けたたましい警報が鳴り、警備員が駆けつけ、パトカーを
    呼び逮捕されたのです。 北朝鮮の偽コインだったのです。  
    可哀相に堺警察署に1週間留置され取り調べを受けたのです。
    総領事館を初め関係者の努力で釈放されましたが、1週間の
    留置後は可哀相なやつれ様でした。
    慰め会に出席して励ましましたが、気の毒でしたよ。
    両替は銀行か信頼の置けるホテルのフロントに限ります。 
    少しの手数料ぐらいは安全代と思います。
    ではお元気に!  次回も実話をお知らせしましょう。

  4. 啓子

    Re: バリで注意すること

    私も8月に一人でウブドに行きます。
    コンビニなども、注意しなければいけませんね。
    ウブドのみなさまの人の良さを疑うことはしたくないですが、やはり一人旅。自分の身は自分で守る!自分のお財布は自分で守る!!
    と今一度考えさせられました。
    ありがとうございます。

  5. マリリン

    Re: バリで注意すること

    海外に着いた日は、現地のお金になれていないせいか、小銭の区別ができません。財布をひっくり返して、勝手に取ってもらったりしたんですが。。。確かに無防備で、幼稚ですよね。反省しました。イブウブ子さんの「人間には悪い心と良い心が共存する。悪い心が出てきませんように、、。」って、とってもいい言葉。さらに、人に悪い心を出させないような人になりたいです。

  6. マルゥ

    Re: バリで注意すること

    >もしバリ人が小銭じゃらじゃらさせて>1000円と換えて欲しいって言っても、あ>まり怪しまないでくださいね。

    全然怪しまないですよ~^^;
    むしろその時替えてあげられなくて謝りましたぁ。

    わたしはいろんなダメなところや
    適当なところも含め
    バリもバリ人も大好きなんですよー。

    マヤのプールの件。とっても納得です。
    確かに宿泊者にしてみればって話ですもんね!
    一度だけマヤに泊まったことがあるのですが、渓谷のほうのプールがなんとも素敵だったので、もしかしてっと思ってお尋ねしました!本当にいいプールだったなー^^またいつか宿泊したいです。

  7. イブウブ子

    バリ・キチ爺ちゃんへ

    安心代、たしかにそうですね。ホテルのレートは空港より低めなので、ちょっと割高感は否めませんが・・・。でも、以前、詐欺行為を図ったスタッフが解雇されたこともあるので、高級ホテルでも100%安心とはいえないです。逆に高級ホテルのほうが油断しがちなので落とし穴の危険性もなくもない!?

    偽札といえば、こっちでは2000年以前の100ドル札が使えないので注意が必要です。何で使えないのか!と言い寄られた経験もありますが、これはインドネシア政府が決めたこと。銀行も受け付けないんです。

  8. イブウブ子

    啓子さんへ

    バリは日本よりも凶悪事件は少ないと思いますが、何かあっても警察は助けてくれません。日本とは違うことを常々思い知らされます。

  9. イブウブ子

    マリリンさんへ

    そうですよ!お財布をすべて見せて、相手に取ってもらうなんて、ホテルならともかく普通は絶対ダメです。1万なのに、10万取られても文句言えません・・・。

    善悪の共存の考えはヒンドゥー教の教えでもあります。日本でも「魔がさす」という表現がありますが、似ているかもしれません。

  10. カフェラテ

    Re: バリで注意すること

    イブウブ子さんへ

    私も冒頭の詐欺と全く同じ詐欺に遭いました!
    違うのはその詐欺師に出会った場所です!
    私の場合はクタのショッピングモールで会って、次の日に私の泊っていたウブドのホテルに迎えに来てくれてその髭のおじさんのいるお家に連れて行かれ…

    同じような感じでブラックジャックをしようと…

    たぶん同じ人だと思います!

    私も全くお金を取られずに連れて帰ってもらえましたが、殺されるかと思いましたよ

    いつもブログを拝見させていただいているんですが、この詐欺の記事をみて思わずコメントさせてもらいました。

    バリは怖いとこもありますがいいとこですよね☆
    いつか住んでみたいです

  11. イブウブ子

    カフェラテさんへ

    初めまして!

    この記事を載せてから、2名の方から同じようなコメントをいただきました。案外頻繁に起きていることみたいで、正直びっくりしています。

    共通しているのは、そのおじさんがクルーズ船でディーラーとして働いている(いた?)こと。会話術もあるらしく、ついつい引き込まれてしまうらしいです。

    ガイドブックにも書いてありますが、おそらく騙されてしまう人は詐欺だと気づかずにはまってしまうのでしょう。単なる賭け事だと思って・・・日本でもそういうの好きな人がいますよね。変にカードゲーム慣れしていたりするとなおさら深みにはまってしまいそうです。

    すべての人を疑うなとは言いませんが、現地の人と必要以上の交流を持たないのも旅人としてのルールなのかなって。ローカルの人と仲良くなりたいという気持ちは分からないでもないですが。

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