2011年03月08日 11:22
ニュピは1年に1回巡ってきますが、ニュピはサカ暦に基づいた新年の始まりで、新月の前日ということに決まっているんだそう。ちなみに今年は1933年目に当たります。
ニュピの3日前には海岸でムラスティとよばれる浄化儀礼の日があり、一年の汚れを落とします。ムラスティはウブドに住んでいるとあまり見かけることはないのですが、軽トラックにバロンを積んだり、人がいっぱい乗って移動している光景を思い出したので、たぶん付近の海岸に行く途中だったのだと思います。そしてニュピの前夜にはオゴオゴが街を練り歩き、悪霊を取り払うべく爆竹や花火の音が夜中まで響きます(残念ながら今年は見られず)。でもニュピ翌日に町内のオゴオゴは無残にも壊してバラバラにされてました。最近では外国人コレクターが購入したりするということも耳にしますが、ウブドにはまだその波は押し寄せていないようです。そもそもオゴオゴは悪霊を閉じ込めるという役目なのでその後は壊して燃やすというのが本来の目的であり、それを買いたいというのはバリ人には理解しがたい発想なのかも。でも販売してバンジャールの資金に換えられるのならば悪い話ではないのかな?
ガイドブックや旅行会社の情報などから、観光客にとってのニュピは『外出禁止』デー。電気も使えず何もできない日という、どちらかというとマイナスイメージが拭えませんが、実際はそこまで悪いものではないんです。オゴオゴが見られるのはこの時期だけだし、満天の星空もニュピの醍醐味でめったに経験できるものではありません。何もしないのが退屈と思うならば大型リゾートなどに泊まれば朝食も昼食もディナーも普段と変わらず食べられるし、プールもスパもあるので逆にリゾートを満喫するチャンスでもあります。在住者向けに大型リゾートでは「ニュピパッケージ」となるものを販売しているので、あえて高級なところに宿泊するというのも最近のニュピのトレンドだったりします。ニュピの前後はバリ島以外の島にエスケープする人も多いので、ニュピにお金をかけるか否かは人それぞれですね。
普通に過ごせば節約できる一日であること間違いなしですが・・・バリ島全土でこの日の消費電力はかなり節約されるとか。二酸化炭素の排出も抑えられ、かなり大規模なECOデーのようです。
さてサンファジャールで迎えた新年!

朝から(といってもすでに10時過ぎだが・・・)少し曇って涼しい日でした。
お部屋の入り口

女子にはありがたい大きな鏡と化粧台

朝食のトースト

朝食のパンケーキ

パンケーキはパンダンを使っているのでグリーンです!ダダールというバリのクレープのお菓子があるのですが、それの特大版といった感じでおいしかったです。朝食はトースト&エッグ、クレープ、ジャッフル(ホットサンド)、ミーゴレン、ナシゴレンから一つ、希望のフルーツジュース、そしてコーヒーか紅茶から選べます。
こちらは2日目の朝食
ナシゴレン

エッグの乗せ方がかわいい!
ジャッフル(卵とチーズとバナナ入り)

ジャッフルの中身はどれか一つなのか分からなかったけど、全部入って豪華版でした。久しぶりに食べたジャッフルですが、やっぱりおいしいですね!見かけが小さかったのでオーナーさんがロールパンを一つくれたのですが、女性ならこれくらいでも十分かも。ジュースは滞在中にスイカジュース、マンゴージュース、ミックスジュースをいただきましたが、どれも◎。お皿にもフランジパニのお花が添えられていて南国気分たっぷり!コーヒーは沈殿式のバリコピですが豆を細かく挽いているようでフレッシュです。
食べ終わったら敷地をお散歩タイム。場所はKutuhといってウブドの中心から1.5キロくらい北の田園地区、Botanic Gardenの少し手前あたりで、近年は外国人の別荘も増えている人気の場所でもあります。
隣に高いコンクリートの壁ができちゃったのは、隣にも外国人のヴィラができるからだそう。ちょっと残念ですけど、それだけ景色もきれいで人気のある場所とういうことなのかな。

奥にあるガゼボ

ここ、最高☆

ヨガや瞑想もここでできちゃいますが、ここで日中ずっとゴロゴロしてました。自分のヴィラ(お部屋)以外のパブリックスペースは朝食を食べたリビングルームとプール、そしてガゼボになります。
ガゼボの向こうはこの風景!

下には小さな川が流れているので、プチ渓谷ビューのパノラマが広がっています。実に久しぶりに見た渓谷ビュー。これぞウブド!という景色かな。ウブドに住んでいると案外こういう景色を見ないので、旅行気分でウブドの自然を味わうことができました。
お庭もきれいに整備されていたので、トロピカルなお花もいっぱい↓

ハイビスカス

天然のバナナですぞ!

バナナってこういう風になっているってバリ島に来るまで知りませんでした。房は下から上になっていて、下に下がっているのがバナナの花なんです。
コーヒータイム

食器類はやはりジェンガラ製ですが、このポットはジェンガラじゃなくてハンドメイド風。けっこうこういう味のある陶器が好みです。オーナーさんのセンスが光りますね☆
デウィスリ像?と思いきや細身のガネーシャ様

手前の蓮は青の花を咲かせます。初めて青い蓮見た!
鳥の口ばしみたいなヘリコニア

パパイヤジュース

ヴィラと敷地内は無料WIFIがあるのでパソコン持っていってバリバリブログやりたかったのですが、なぜかイブウブ子のパソコンだけ繋がらず(涙)。ウブド内でも繋がらなかったことが稀にあって素人には原因が分かりませんが、セキュリティのレベルによるのかな。でもダーリンのパソコンが繋がったので、ずっとネットサーフィン、スカイプを使っての電話&実況中継などで忙しそうなご様子。イブウブ子はネットできなかったので読書したり、おしゃべりしたり、プールで泳いだり、昼寝したり・・・とホントぐうたら過ごしましたわ(笑)。
そうそう、家ではめったに入らないお風呂も2回も入っちゃいました!今はもう無き伝説のAYAYUのバスボムを入れて楽しみました。シュワ~っと泡が広がってボツボツになって面白いっ!すっきりしたところで・・・
お待ちかねディナータイム♪

普段は朝食のみなのですが、今回はニュピということで特別にディナーもつけていただいたきました。アヤムベトトゥとナンカの煮物というバリ料理のおもてなし。スタッフの子が前日から用意してくれたものみたいです。ご飯もおめでたいイエローライスを用意していただき、持ち込んだビールでおいしくいただきました。アヤムは鶏肉ですがアヒルと間違いそうなくらい本格的な味でびっくり。サンバルマタもおいしくて全部食べちゃいました。
ニュピ当日は夕方頃から雨が降ってずっと曇り空。星が見えないニュピはないと聞きましたが、今年のウブドはあいにく夜空がまったく見えませんでした。去年はプラネタリウムのように満天の星空が広がったのにちょっと残念!でも家の門から公道までの田んぼ道を散歩してみたら蛍がいっぱい飛んでいたので、星は見られなかったけど蛍を見られたので良かったです。ただ、周囲の家は外国人が住んでいるためか、家の灯りが普段と変わらず明るかったのが気になりました。パチャランという村の警備の人が回ってくる時間になったら消えたのかな?
バリ人は昼間は普段通りのんびりと過ごしても(畑のおじさんは普段通り働いていたよ!)、夜は絶対電気は使わないし、ロウソクか懐中電灯のみ。電気をつける場合は窓をダンボールや黒いビニール袋をしっかり塞ぎ、光がもれないようにしているようです。バンジャールがきちんと管理しているので、見える範囲においてはバリ人はまじめにニュピの規則を守っているようです。
本来ニュピの目的とは、労働、火と電気の使用、外出、飲食!?が禁止されて瞑想することらしいのですが、バリ人が空腹を我慢することはまずありえず、火や電気は赤ちゃんがいれば使用可、労働もホテルなど外国人のサービスためなら許され、外出はバイクや自動車は当然禁止だけども同じバンジャールであれば散歩できる時間があるとか。ニュピはリセットの日。この忙しい世の中で1年にたった1日くらい、外出しない、電気を使わない、静かに過ごす一日があってもいいものですね。
今年のニュピはサンファジャールでリフレッシュできました。ヴィラは2棟ありますが、今回は貸切状態でガゼボもプールも使い放題!オーナーさんも敷地内に住んでいらっしゃるし、スタッフの人たちも日本語を少し話してくれるし、すごく親切。まだ新しく清潔なお部屋は女性の一人旅でも女同士の旅行、そして2棟貸しきっての家族旅行などにぜひおすすめ。隠れ家のようにのんびり過ごすことができると思います。
気さくでパワフルで素敵なオーナーさんに会いに普段でもふらっとお邪魔したいくらい、居心地のよい場所です♪何気なく気を使っていただいたり、ホントお世話になりました~!(いつでもお菓子の試食はOKです、笑)
Sang Fajar Guest House
www.sang-fajar.net
住所:JL.TIRTA TAWAR BR. KUTUH KAJA UBUD 80571
電話:(0361)8691813 or 9000408
メール:mail@sang-fajar.net
※今月から来月上旬くらいにかけて2週間以上長期滞在していただける方、ぬぁんと宿泊料金が最大半額になるそうです!ご希望の方はお早めに・・・
読み終わったら、ぜひポチッとお願いします!
↓ ↓ ↓
http://blogranking.fc2.com/in.php?id=190190" target="_blank">

ニュピの3日前には海岸でムラスティとよばれる浄化儀礼の日があり、一年の汚れを落とします。ムラスティはウブドに住んでいるとあまり見かけることはないのですが、軽トラックにバロンを積んだり、人がいっぱい乗って移動している光景を思い出したので、たぶん付近の海岸に行く途中だったのだと思います。そしてニュピの前夜にはオゴオゴが街を練り歩き、悪霊を取り払うべく爆竹や花火の音が夜中まで響きます(残念ながら今年は見られず)。でもニュピ翌日に町内のオゴオゴは無残にも壊してバラバラにされてました。最近では外国人コレクターが購入したりするということも耳にしますが、ウブドにはまだその波は押し寄せていないようです。そもそもオゴオゴは悪霊を閉じ込めるという役目なのでその後は壊して燃やすというのが本来の目的であり、それを買いたいというのはバリ人には理解しがたい発想なのかも。でも販売してバンジャールの資金に換えられるのならば悪い話ではないのかな?
ガイドブックや旅行会社の情報などから、観光客にとってのニュピは『外出禁止』デー。電気も使えず何もできない日という、どちらかというとマイナスイメージが拭えませんが、実際はそこまで悪いものではないんです。オゴオゴが見られるのはこの時期だけだし、満天の星空もニュピの醍醐味でめったに経験できるものではありません。何もしないのが退屈と思うならば大型リゾートなどに泊まれば朝食も昼食もディナーも普段と変わらず食べられるし、プールもスパもあるので逆にリゾートを満喫するチャンスでもあります。在住者向けに大型リゾートでは「ニュピパッケージ」となるものを販売しているので、あえて高級なところに宿泊するというのも最近のニュピのトレンドだったりします。ニュピの前後はバリ島以外の島にエスケープする人も多いので、ニュピにお金をかけるか否かは人それぞれですね。
普通に過ごせば節約できる一日であること間違いなしですが・・・バリ島全土でこの日の消費電力はかなり節約されるとか。二酸化炭素の排出も抑えられ、かなり大規模なECOデーのようです。
さてサンファジャールで迎えた新年!

朝から(といってもすでに10時過ぎだが・・・)少し曇って涼しい日でした。
お部屋の入り口

女子にはありがたい大きな鏡と化粧台

朝食のトースト

朝食のパンケーキ

パンケーキはパンダンを使っているのでグリーンです!ダダールというバリのクレープのお菓子があるのですが、それの特大版といった感じでおいしかったです。朝食はトースト&エッグ、クレープ、ジャッフル(ホットサンド)、ミーゴレン、ナシゴレンから一つ、希望のフルーツジュース、そしてコーヒーか紅茶から選べます。
こちらは2日目の朝食
ナシゴレン

エッグの乗せ方がかわいい!
ジャッフル(卵とチーズとバナナ入り)

ジャッフルの中身はどれか一つなのか分からなかったけど、全部入って豪華版でした。久しぶりに食べたジャッフルですが、やっぱりおいしいですね!見かけが小さかったのでオーナーさんがロールパンを一つくれたのですが、女性ならこれくらいでも十分かも。ジュースは滞在中にスイカジュース、マンゴージュース、ミックスジュースをいただきましたが、どれも◎。お皿にもフランジパニのお花が添えられていて南国気分たっぷり!コーヒーは沈殿式のバリコピですが豆を細かく挽いているようでフレッシュです。
食べ終わったら敷地をお散歩タイム。場所はKutuhといってウブドの中心から1.5キロくらい北の田園地区、Botanic Gardenの少し手前あたりで、近年は外国人の別荘も増えている人気の場所でもあります。
隣に高いコンクリートの壁ができちゃったのは、隣にも外国人のヴィラができるからだそう。ちょっと残念ですけど、それだけ景色もきれいで人気のある場所とういうことなのかな。

奥にあるガゼボ

ここ、最高☆

ヨガや瞑想もここでできちゃいますが、ここで日中ずっとゴロゴロしてました。自分のヴィラ(お部屋)以外のパブリックスペースは朝食を食べたリビングルームとプール、そしてガゼボになります。
ガゼボの向こうはこの風景!

下には小さな川が流れているので、プチ渓谷ビューのパノラマが広がっています。実に久しぶりに見た渓谷ビュー。これぞウブド!という景色かな。ウブドに住んでいると案外こういう景色を見ないので、旅行気分でウブドの自然を味わうことができました。
お庭もきれいに整備されていたので、トロピカルなお花もいっぱい↓

ハイビスカス

天然のバナナですぞ!

バナナってこういう風になっているってバリ島に来るまで知りませんでした。房は下から上になっていて、下に下がっているのがバナナの花なんです。
コーヒータイム

食器類はやはりジェンガラ製ですが、このポットはジェンガラじゃなくてハンドメイド風。けっこうこういう味のある陶器が好みです。オーナーさんのセンスが光りますね☆
デウィスリ像?と思いきや細身のガネーシャ様

手前の蓮は青の花を咲かせます。初めて青い蓮見た!
鳥の口ばしみたいなヘリコニア

パパイヤジュース

ヴィラと敷地内は無料WIFIがあるのでパソコン持っていってバリバリブログやりたかったのですが、なぜかイブウブ子のパソコンだけ繋がらず(涙)。ウブド内でも繋がらなかったことが稀にあって素人には原因が分かりませんが、セキュリティのレベルによるのかな。でもダーリンのパソコンが繋がったので、ずっとネットサーフィン、スカイプを使っての電話&実況中継などで忙しそうなご様子。イブウブ子はネットできなかったので読書したり、おしゃべりしたり、プールで泳いだり、昼寝したり・・・とホントぐうたら過ごしましたわ(笑)。
そうそう、家ではめったに入らないお風呂も2回も入っちゃいました!今はもう無き伝説のAYAYUのバスボムを入れて楽しみました。シュワ~っと泡が広がってボツボツになって面白いっ!すっきりしたところで・・・
お待ちかねディナータイム♪

普段は朝食のみなのですが、今回はニュピということで特別にディナーもつけていただいたきました。アヤムベトトゥとナンカの煮物というバリ料理のおもてなし。スタッフの子が前日から用意してくれたものみたいです。ご飯もおめでたいイエローライスを用意していただき、持ち込んだビールでおいしくいただきました。アヤムは鶏肉ですがアヒルと間違いそうなくらい本格的な味でびっくり。サンバルマタもおいしくて全部食べちゃいました。
ニュピ当日は夕方頃から雨が降ってずっと曇り空。星が見えないニュピはないと聞きましたが、今年のウブドはあいにく夜空がまったく見えませんでした。去年はプラネタリウムのように満天の星空が広がったのにちょっと残念!でも家の門から公道までの田んぼ道を散歩してみたら蛍がいっぱい飛んでいたので、星は見られなかったけど蛍を見られたので良かったです。ただ、周囲の家は外国人が住んでいるためか、家の灯りが普段と変わらず明るかったのが気になりました。パチャランという村の警備の人が回ってくる時間になったら消えたのかな?
バリ人は昼間は普段通りのんびりと過ごしても(畑のおじさんは普段通り働いていたよ!)、夜は絶対電気は使わないし、ロウソクか懐中電灯のみ。電気をつける場合は窓をダンボールや黒いビニール袋をしっかり塞ぎ、光がもれないようにしているようです。バンジャールがきちんと管理しているので、見える範囲においてはバリ人はまじめにニュピの規則を守っているようです。
本来ニュピの目的とは、労働、火と電気の使用、外出、飲食!?が禁止されて瞑想することらしいのですが、バリ人が空腹を我慢することはまずありえず、火や電気は赤ちゃんがいれば使用可、労働もホテルなど外国人のサービスためなら許され、外出はバイクや自動車は当然禁止だけども同じバンジャールであれば散歩できる時間があるとか。ニュピはリセットの日。この忙しい世の中で1年にたった1日くらい、外出しない、電気を使わない、静かに過ごす一日があってもいいものですね。
今年のニュピはサンファジャールでリフレッシュできました。ヴィラは2棟ありますが、今回は貸切状態でガゼボもプールも使い放題!オーナーさんも敷地内に住んでいらっしゃるし、スタッフの人たちも日本語を少し話してくれるし、すごく親切。まだ新しく清潔なお部屋は女性の一人旅でも女同士の旅行、そして2棟貸しきっての家族旅行などにぜひおすすめ。隠れ家のようにのんびり過ごすことができると思います。
気さくでパワフルで素敵なオーナーさんに会いに普段でもふらっとお邪魔したいくらい、居心地のよい場所です♪何気なく気を使っていただいたり、ホントお世話になりました~!(いつでもお菓子の試食はOKです、笑)
Sang Fajar Guest House
www.sang-fajar.net
住所:JL.TIRTA TAWAR BR. KUTUH KAJA UBUD 80571
電話:(0361)8691813 or 9000408
メール:mail@sang-fajar.net
※今月から来月上旬くらいにかけて2週間以上長期滞在していただける方、ぬぁんと宿泊料金が最大半額になるそうです!ご希望の方はお早めに・・・
読み終わったら、ぜひポチッとお願いします!
↓ ↓ ↓




最近のコメント