スミニャックで宿泊@The Harmony Seminyak

2008年12月08日 18:28

ジョグジャカルタでのトピックがかなり長くなってしまいましたが、実はジョグジャから戻った後はスミニャックで2泊していました。これは毎回感じることなのですが、バリの空港に着くと、帰ってきたという感じがします。何とも言えない、嬉しさとホッとした安堵感。日本が好きで、日本にずっと住んでいる外国人の友人も毎回成田空港に着くたびに、帰ってきたと感じるらしいです。好きな国には故郷じゃないのに故郷のように感じさせる何かがあるのかも知れません。やっぱりバリは自分にとって特別な場所なんだな~と。

そしてロンボクから戻ったときも思いましたが、バリは豊かだということ。整備された道、新しい建物、たくさんあるお店、きれいな車・・・など、バリ人は当たり前と思っているかも知れないけど、バリは他のインドネシアの地域と比べても恵まれているということに気づきます。(もちろん、庶民の所得や生活レベルは先進国と比べるとまだまだですが・・・)

前書きはともあれ、最近スミニャックにとても興味があり、今回ようやく泊まる機会に恵まれました。ウブドから日帰りで行けるとは言え、やっぱり泊まらないと本当の良さが分からないというのがイブウブ子の見解です。

今回予約していたのは、The Harmony Seminyak。スミニャックのナイトクラブが立ち並ぶJl. AbimanyuからすぐのJl. Drupadiにあります。この絶好の立地条件なのに、スタンダードルームが何と30万ルピアぽっきり!ガイドブックにもまだ紹介されていないんじゃないかな?

建物もモダンで新しい
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フロント
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ちなみにここのフロントの女の子はとても明快活発で好感が持てました。(バリでは珍しい!)レンタルバイクもフロントで頼んでもらえます。オートマチックで1日5万ルピアでした。大体相場かな。

ロビー
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このエリアと2階のレストランで無料でWIFIが使えます。片隅に1台だけ共有のPCがあって、そちらも無料で使うことができます。もちろんイブウブ子は自分のラップトップを持参。これはジョグジャカルタの宿でもそうでしたが、バリでWIFI接続が可能な場所はかなり多くなってきています。でも、落とし穴が!無料なので文句は言えませんが、絶対に不調でシステムがダウンしていることがあるということです。ここでも半日使えませんでした・・・使いたいときに限って。これはホテルの問題というより、サーバーの問題である可能性が高く、つながらないときはひたすら祈って待つしかない!(まあ、バリの場合、いつ修復するのか?と聞いても分からないという場合がほとんどだけど)今回の旅行はWIFIがあっても100%期待してはならないという良い教訓にもなりました。

バリっぽくないアメリカのアパートメントみたい
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プールも広くて気持ちよかったです(一回だけ使いました)。これはよくあることなのですが、安宿でもプール付きというところは、実際は泳ぎたいと思わない衛生状態だったりすることが多くて、どうせならプール無しでいいからもっと安くして欲しいと思うことがあります。プール付きの安宿の場合、宿泊料金の4分の1はプールのために払っていると言っても過言ありません。ここのプールはそんなに汚れが目立たなかったので、きちんと管理されていると信じています。汚いプールだと人によっては軽い中耳炎になることもあります。

シンプルなベッド
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ちなみにマットレスはちょっと柔らかいタイプ・・・でも、まあまあ熟睡できました。一つ言えば、ベッドの近くにライトがないこと。夜、読書するとき不便でした。

フラットスクリーンのTVもある(NHKも見られます)
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シャワー
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お湯の出はいいのですが、5分もすると温くなってそのうち冷たくなるのが難点。早くシャワーを浴びないとなりません。

イブウブ子は一番安いスタンダードに泊まりましたが、他にもデラックスとスーペリアというカテゴリーのお部屋があります。違いは部屋の大きさとミニバーらしいです。個人的にはスタンダードで十分でした。でも、建築費を節約したのか、安い素材を使っているようで、棚や壁、クローゼットなどがかなり壊れ気味!?ちなみにセーフティボックスは全部屋についています。でも使い方が書いていないので、ちょっと難しいです。たまたまミニストリー・オブ・コーヒーの金庫と同じタイプだったので、今回は使えましたが、初めてだったら分からなかったと思います。

この場所でこの設備、そしてこの価格なので、大変満足したのですが、残念だったのは朝食のビュッフェ。あまりにもお粗末で写真にも撮りませんでした。ちょっとだけ食べたミーゴレンは安そうな外見ながらも実は案外おいしかったのですが、イブウブ子はパンや卵、コーヒーにこだわるほうなので、もっとアメリカンなメニューのほうが良かったな。でもこれはこのホテルに限ったことじゃなく、安いホテルやゲストハウスでは似たり寄ったり。お手ごろなホテルで朝食に満足できたのは、これまでカキアン・バンガローとミニストリー・オブ・コーヒーしかない・・・。実は朝食ががおいしいかまずいかのヒントは、レストラン(宿泊客専用じゃなくて、一般のお客さんも利用できるレストラン)があるかどうか。今回は宿泊料に含まれてるとはいえ、連日この朝食を食べる気にはならなかったので、次の日は外で食べました。

レストラン
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朝食が良くなかったので、滞在中に利用しないと思っていたレストランでしたが、チェックアウトしてバイクを返却後、どこにも出歩けずに仕方なくサンドイッチを食べたら案外おいしかった!レストランのスタッフはちょっと鈍いタイプの子がいて、あやうく注文を間違えられそうになったけど、すぐにもう一人のスタッフに確認して難を逃れました。

名前忘れたけど、いろいろ入っているやつ
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感激したのはストロベリー・スムージー(めっちゃおいしいかった!)
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良いこと悪いこと、いろいろ書いてしまいましたが、ここの一番良いところはお手ごろ価格なのに、宿泊日数に関係なく空港からの無料往復送迎がつくこと!似たような価格帯のホテルが多い中、これはかなりのポイントになります。もちろんジョグジャから到着したときも迎えが待っていました。特に夜に到着の場合は心強いものです。

ところが・・・

帰りはプラマシャトルを使う予定だったので、当然クタのバス停(メイン通り沿いにある)まで送迎してもらえるものと思いきや、最初は送迎できないって言われちゃいました。理由を聞くと「空港かクタ・レギャン付近の別のホテルまでしかできないから」だと答える・・・。空港に限定しているのならまだ分かるけど、他のホテルに送迎できるのになぜにクタの中心部にあるプラマオフィスまではできないものか・・・?バリでは、このように融通の効かない矛盾したことはよくあります。そういうとき、感情的に責めても無駄。イブウブ子はフロントの女の子と仲良くなっていたので、「じゃあ、プラマシャトルのバス停の近くにあるホテルまでなら送ってくれるよね?」と言ったら、ようやく「プラマシャトルのバス停はどこ?この近くならOK」と答えてくれました。ようやく送り先がバス停だろうが、ホテルだろうが同じことだと気付いてもらえた!

ちなみにハーモニーはスミニャック以外にもクタとレギャンに2つ姉妹ホテルがあります。予約はホテルに直接予約したほうが安いです。(一般的には高級ホテルになればなるほど、直接予約のほうが高つきます。高級ホテルはインターネットのホテル予約専門サイトを通したほうが得!)

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