お寺でお祈りしたよ!@ヒンドゥー教の儀式

2016年03月15日 08:24

スラマッパギ~♪おはようございます!

今日は外回りなので朝は早めです。久しぶりに行く南部なので今からドキドキ楽しみ♫ 頑張ってきます!

さて、これから春休みのシーズンですが、スーツケースはハード派?ソフト派?以前にYoutubeでも流れて話題になったのでご覧になられた方もいらっしゃると思いますが、もしかしたら、もしかすると、デンパサール国際空港でも被害が起きているかも知れません!詳しくはこちらをご参照ください。

日本人旅行者はハードスーツケース派が大半ですが、欧米人などはでっかいソフトスーツケースを預け荷物にしている人、けっこう多いんですよね。安物なら狙われる可能性も低いですが、【ブランド品のスーツケース=お金持ち=高級品が入っている可能性あり】という方式が成り立つので、開けられやすいジッパー式ソフトスーツケースはNG。バリ島の空港でかつて旅行者を悩ませていた悪徳ポーターは今では姿を消し、空港内にはいませんが、最近どうも空港職員による盗難疑惑が生じているようなんです。証拠がないのでこれは推測なのですが、他の乗客と比べて荷物が出てくるのが極端に遅い場合はお気をつけください。彼らはある意味プロなので、封筒に入れて洋服の間に隠しているつもりでも分かるんですね。海外ではチャンスを与えないのが自己防衛の基本ですので、バリ島に限らず海外旅行に行かれる方はお気をつけください。スーツケースに貴重品(ましてや現金)を入れるのはNG!貴重品はかならず手荷物で、機内でも肌身離さずにが鉄則です。特に乗り継ぎ便はリスクが大きいので要注意!自分は旅慣れているから大丈夫というのが、一番危ないです。ハティハティ⚠

前置きが長くなりましたが、今日は先月参加させてもらったお寺での儀式の紹介を!実はバリ島はトータルで9年ほど住んでいますが、元々信心深くないうえ、バリ人と結婚しているわけでもないので正式にヒンドゥー教のお祈りをしたのは数えるくらいしかないんです。ヒンドゥー教の儀式(オダランやウパチャラ)は細かいスケジュールに沿って行われるわけではなく、お祈りはお坊さんが来るまでひたすら待機したり、チャロナランと呼ばれる奉納芸能は夜な夜な続くこともあったり、とにかく束縛時間が長いのが特徴。今回はガイドブックの取材も兼ねていたので、日時なども念入りに調べて臨みました☑

場所はウブドから20分ほどにあるマス村のお寺。
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バリ島には階級が残っているので、それぞれ儀式の日程が違っていたり、地域全体ごとの儀式はバンジャールごとに日程が決められているので、地域によって日時はまちまち。ヒンドゥー教のバリ人はお寺の儀式(オダラン)がとにかく多いので、仕事も「儀式」を理由に簡単に休みます(^^;)。もちろん正当な理由なので、誰も文句は言えず、休みが被らないよう雇用主もできるだけ別々の村から従業員を雇うようにしているんだとか!日本だと神社をはじめ、仏教も有名なところは観光地になっているので宗派関係なく誰でも気軽にお参りできるけど、バリではお寺ならどこでもいいというわけではなくそれぞれ所属するお寺が決められているそう。お寺に行くのも好きなときに各自で自由にお参りするのではなく、地域や階級ごとに定められた行事に共同参加するのが一般的。だからオダランなどの儀式ツアーではガイドさんの所属するバンジャールのお寺に案内することが多いと思います。

神様を象徴する白と黄色でキレイに飾られています♪
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入口で聖水を頭からかけて清めます✨
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用意したお供え物
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この寺院に所属する人たちは果物やお菓子なども含めたもっと大きなお供え物を持ってきていました。観光客的には独特の伝統に感動しますが、神様への忠誠心を示すお供え物なので、周囲の目もありケチるわけにもいかず、実際はお金がかかって大変だと聞きました(´;ω;`)。年に一回なら分かるけど、ほぼ毎月あるみたいだから稼いだお金はほとんどお供え物に消えていくらしい。こっちに住み始めてから、バリ人の忙しさを目のあたりにしているので、ちっとも彼らがのんびりしているとか、怠けているとか思わなくなりました。やるべきことが違うだけなんですよね。

お祈りする前の様子
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男性は胡坐、女性はつま先を立てて無理やり正座ポーズ。どう考えても女性のほうが疲れる体勢(-_-;)。正座するのは日本人だけだと思っていましたが、バリ人は屋外でするのでさらにハードです。何度見てもヒンドゥー教のお祈りの姿はホントに美しいと思う。ひざまずいて花びらを挟んだ両手を額の前に掲げたり、聖水を頭からかけられたり、決められたパターンがあるのですが、体験してみないと分からない気持ちの良さがあります。懺悔じゃないけど、みんな同時に祈りを捧げる瞬間に心が清められるような、浄化される感覚に満たされるんです。お祈りは到着順に何回かセッションに分けられて行われるようで、少し早めについた私たちは待つことなく済ませることができました。よく日本人旅行者はオダランのことをお祭りと勘違いされますが、お祭り(フェスティバル)じゃなくてやっぱり儀式(セレモニー)の訳のほうがしっくりくると思います。

お祈り後はこの通り行列が!
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共働きのバリ人が多いせいか、皆6時過ぎに集まってくるようです。お祈りの後は1時間ちょっとしたらトペン舞踊の踊りが見られるというので、周囲をじゃらんじゃらん👣 露店が多く出ているので、確かにお祭りに見えなくもないけど。サテや焼きトウモロコシを売っている屋台や子供向けの玩具の売り子さんなどがあって、見てるだけで楽しくなっちゃう♪

サテは4種類くらい揃ってます!
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儀式じゃなくても通常でも夕方過ぎから路上の屋台で売っていますが、インドネシアを代表するB級グルメの一つだと思います。鶏肉が多いけど、中には何の肉か分からなかったりするのもあるとかないとか!?美味しいけどよく分からない油を噴き掛けていたり、決して健康的とはいえない食べ物ではありますが、ビンタン🍺との相性も◎。あっ、お寺の行事ではビールはNGです!

トウモロコシはバリ人も大好き💖
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ウブドだとプンゴセカンにあるデルタのコンビニ(ガソリンスタンドの前)の駐車エリアとウブドラヤ通りの東に屋台が揃っています。私は一人で丸一本食べる自信がないので、まだ買ったことありませんが、これにバターがあればさらに◎かも。

バイクのパン屋さんも出動!
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お味はどうなんでしょう?パン好きとしてはちょっと気になりますケド(^^ゞ

昔懐かしい綿あめ🍭
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子どものとき、お祭りでおばあちゃんに買ってもらった味が忘れられません。バリ島の綿あめも同じ味なのかな?

ピンク色の謎のドリンク🍹
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そして極めつけはこのカラフルなヒヨコ🐥
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すごい蛍光色ですね!ヒヨコに色を付ける発想はバリ島(インドネシア)ならでは!?子どもの頃、夜店でヒヨコを買ってもらった記憶がかすかにありますが、普通の黄色でした。バリの子たちは好きな色のヒヨコが選べていいな♪色はそのうち取れるでしょう。写真撮影に夢中になってるうちにあっという間に時間が過ぎ、トペン(仮面)の踊りの時間に⌚

ちびっ子たちに大人気💃
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観光客向けの踊りとは違うのかな。内容は同じでもお寺での奉納技能は意味が違うので、見ごたえがあると思います。中には儀式巡りが好きな外国人も少なくなく、この日も欧米人のおじいちゃんがカメラを構えて見に来ていました。バリ島では共働きの両親が多いので、子どもたちは祖父母に面倒を見てもらってお祈りを学び、見よう見まねでバリ舞踊やお供え物作りを習い、小さなころから生活の一部として当たり前のようにバリの伝統を引き継いでいるのは素晴らしいことだと思う。親や家族から愛情をたっぷり受けて育つバリの子たちは幸せそうでした。そしてこの日感じたことは、バリ人はお寺に行くときが一番清潔で最高の着こなしだということ。普段は古着のような服しか着ないのに(^^;)、寺院では身なりもきちんとして裕福に見えるから不思議です。バリ人女性が生涯に一番クバヤ(民族衣装)にお金を費やすのもなるほど納得(´ー`*)。

この寺院で一番偉いお坊さん
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髭といい、風貌といい、迫力が違います!まだまだ知り得ないディープなバリ。。。

バリの魂
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お香の煙がすごく神秘的でした。普通の観光プラスαのツアーも異文化経験が楽しめて良かったです。最近は体験型ツアーも増えているようなので、興味のある方はぜひ!※生理中の女性は寺院訪問は厳禁です。

それでは今日もご機嫌で!良い一日をお過ごしください✋

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