バリ料理を手伝うの巻

2007年12月01日 21:39

バリの人の日常生活って、なかなか見ることができないものですが、きれいなバリだけしか見たことがないと正直ちょっとショックを受けるかも知れません。これまでもバリ人の家に数回行ったことがあるのですが、何と言うか本当に原始的な生活(!)をしているのです。たとえば、シャワーがないので水を溜めた大きな樽から小さな桶を使って、水浴びをしたり、トイレはぼっとん便所だし、それよりもトイレと水浴びが同じ場所なのです。洗濯機がある家は裕福なほうで、田舎だと川へ洗濯に行ったり、プラスチックの大きな樽に水を張って、手で洗います。冷蔵庫はほとんど置いてないです。一日分の食事を朝作るので、保存するということがありません。台所といえば、流しとガス台があるくらいで、100年前の日本のようです。しかも、未だに薪で炊く釜も健在です。ところが、なぜかテレビだけはどこの家庭にもあるようで、バリ人はかなりのテレビ好きです。多分、家にいるときはほとんどテレビを見てだらだら過ごしているイメージがあります。

前書きが長くなりましたが、ホテルのドライバーの人の家でお祭り用の伝統的なバリ料理(ラワール)を作るという話があり、誘われたので、さっそく行ってきました。

家はマヤ・ウブドのさらに先・・・実はこの先は夜は真っ暗。くねくね道が続き、急な上り道になっているので、めったに行きません。イブウブ子の中では、マヤ・ウブドまでが安全地帯なので、それより先はちょっと怖いイメージが・・・。そのうち、バリの民家が並ぶ風景に様変わりし、まるでドラえもんのどこでもドアで別の時代に迷い込んだような錯覚さえも!さらに進むとNATURAというリゾートの看板が見えてきます。このホテル、ガイドブックにも載っていて、なかなか良さそうなのですが、なぜかいつも3部屋ほどしかお客さんが入っていないらしい・・・場所もローカルで、自然がいっぱいだし、付近はバリの田舎の雰囲気が味わえるし、名前のままナチュラルな環境で良さそうなのですが。ドライバーさんの家はそこから少し先にありました。

到着すると、ホテルのドライバー仲間が数人すでに料理に取りかかっていました。ラワールはバリ独自の郷土料理らしく、レストランではめったにお目にかからない特別なメニューです。豚の血液を混ぜて赤く色づけるなど、グロテスクな調理方法なのですが、イブウブ子は平気に食べられます。

最初は見ていただけだったのですが、みんな和気藹々としていて面白そうだったので、途中から参加してみました。とりあえず、モザイクの料理教室でも体験済みだったので、ココナッツの実をすりおろしてみました。柔らかいので力は入れなくてもよいのですが、10分も続けると腕が痛くなりました。何しろ、すりおろす量が半端じゃないんです。「バリ人みたいだね!すごい上手」などと言われ、おだてられていたのですが、お皿がいっぱいになったところでバトンタッチ。ラワールは、肉と野菜をミンチにしたものに、ココナッツを加え、豚の血を混ぜ合わせて作るのです。

肉(多分豚肉)をさばきます
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ココナッツをすりおろします
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これは鶏肉
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台所で奥さんと一緒のところをキャッチ!
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見て見て、すごい!
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サテの肉は臼でたたいてミンチにします
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野菜をみじん切りにします
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これがサテになります
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完成!
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残飯・・・
balinese_lawar10.jpg

バリ人は、宗教行事が年中あって、そのたびにこの料理を作るそうです。今回たまたま男性だけだったのは、ドライバースタッフが中心になって行う行事があったためで、女性、男性関係なくバリ人は全員ラワールが作れるとのこと。でも普段のお料理は女性(お母さん)がするそうです。イブウブ子の家があったら、毎月1回くらいはスタッフの友達を呼んで、みんなでラワール・パーティ開くのになぁ・・・

印象的だったのは、神様に奉げる食事ということで、みんな一所懸命だったことでした。明日のセレモニーのためだから、と楽しそうに協力し合っていました。機械は一切使わず、すべて手作業のため、時間と労力がかかります。約2時間ほどしてようやく完成しました。いろいろ混ぜ合わせていただけで、ラワールの詳しい作り方はわからなかったのですが、ご飯と一緒にいただきます。味はとてもおいしいのですが、一般家庭で調理されたものは衛生面の理由で観光客にはおすすめできないです。イブウブ子の胃腸は、バリ生活10ヶ月で鍛えられ、多少の細菌にも免疫がついたので、何を食べてもほぼ大丈夫です。

バリでの料理クラスは、ほとんどがインドネシア料理なのですが、バリ料理のラワールを作るのもあればいいのにと思いました。(もちろん、衛生的な場所で!)

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コメント

  1. にぽぽ | URL | -

    すんごいですね~。
    私も現地の方の一般的な家を見に行ったことありますが、確かに昭和一桁時代ですよね。(って生まれてないが!)確かに衛生面では引くかも・・・。でも、サテ美味しそうでうね!

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