感動の日の出トレッキング!@バトゥール山

2017年06月02日 12:00

スラマッシア~ン🎵 こんにちは!

あっという間に6月に入りました。5月は私にとっては厄月(こんな言葉があるのか分かりませんが、汗)だったので、今月は絶対良くなるはず。体調もすっかり良くなり元気になりました。これから数週間、楽しみな予定がぎっしりなのでワクワクが止まりません!

ところで最近のウブドは曇り空で涼しい日々が続いています。昨日は朝小雨が降ったり、今一つぱっとしないお天気。でも雨が降るといっても一時的なもので、場所が違えば晴れたりしているし、今の時期に来る方はあまり気にすることはないかと思います。日本はそろそろ梅雨入りかな?

さて、今日の話題は待ちに待ったバトゥール山の日の出トレッキング!先月の誕生日に雨でやりそびれたので二度目の正直です(笑)。日本人にはあまり知られていないアクティビティですが、欧米人には大人気で通称、サンライズトレッキングと呼ばれています。日本人はほぼゼロ(^^;)。私の情報では2時間くらいで登れるので、簡単。山登りの経験は不要ということだったのですが、実際に1717mのバトゥール山を目の前にするとその大きさと形状に圧倒されてホントに登れるのかな?と不安になりました。平均以上の体力は求められます。しかもトレッキングツアーに保険は付いていないので海外旅行保険は必須です!←これはトレッキングに関係なく、入るべし!こういう理由で旅行会社が販売しないから、自己責任が苦手な日本人にはあまり浸透していないアクティビティなのだと思います。

日の出を見るトレッキングなので、ウブドの場合、ホテルへの迎えは午前2時半になります。ビーチエリアだと1時半とかメチャクチャ早いので、サンライズトレッキングに参加する人はウブドに泊まる人が多いです。私はローカル扱いなので現地でのトレッキング料金のみでの参加だったので、送迎は使わず前日に自分のバイクで行き、バトゥール山の近くに泊まりました(ここだけの話、往復送迎なしで現地トレッキングのみの場合は割引があり)。普通のツアーなら車での往復送迎がついているので前泊は不要です。でものんびり過ごしたい方は前日にバトゥール入りして湖の近くに泊まって、トレッキングの後に宿で朝食&シャワーというのもおすすめ。あまり観光地化されておらず、しょぼい温泉くらいしかありませんが、自然が豊かで星空がものすごいんです!トレッキング開始は朝3時半過ぎですが、日の出トレッキングよりも星空トレッキングと呼びたくなるほど、ニュピの夜空以上の満天の星に驚きました。ホントに素晴らしいです✨ 一見の価値あり!

案内してくれたガイドさんの情報によると、山頂へのルートは2通りあって、回り道だけど簡単なのと、急だけど早く行けるルートがあるらしい。そしてサンライズを見るスポットも2箇所あって、申し込むツアーによってルートや案内される山頂が違うと聞きました。ウブドの街中の案内所で申し込むと、グループに分けられて他のツアー客と一緒に手前の低いほうの山頂に行くんだとか。バトゥールの地元の人がやっている現地のトレッキング会社を通して申し込むと、短時間で登れるもう一つの山頂へ連れて行ってもらえるそうです。ツアーの値段も安いものから高いものまでいろいろですが、街中で申し込む安いツアーは英語もあまり話せない、初心者のガイドが担当するグループでのトレッキング、ネットや口コミで有名なトレッキングツアーだと2名までのプライベートで、英語も話せて経験豊富なガイドさんが案内します。ちなみにトレッキングのガイドは政府の認定を受けたバトゥール山の出身者しかなれません。そして地元の登山協会ルールで外国人はガイドなしでの登山は禁止されています。私は前回バトゥールで知り合ったガイドさんの案内だったので、地元の極秘ルート+短時間の急コースで登りました!後で知りましたが、普段は欧米人向けの一番有名なトレッキング会社のお客さんを案内しているらしく、かなりプロフェッショナルなガイドさんで良かったです。

まだ夜明け前
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他のルートだと行列になって登るらしいけど、このルートは途中、他の参加者を30名見かけたかどうか程度。岩場の急な上りが続きますが、私は意外に持久力があるのか、5分以内の休憩を数回取っただけで登頂できました。聞くほど寒くはなく、むしろ激しいな運動量でめったに顔に汗をかかない私も汗ダラダラに💦。でも思ったよほど大変じゃなかった。心構えにもよるのかも知れませんが、私の場合、ほぼマンツーマンでガイドさんがリュックサックも持ってくれて、山道も手を引いてくれたのでかなり助かりました。グループだと安いけど、ちょっと高くてもプライベートで申し込んだほうが絶対◎。ペースも合わせてくれたり、写真の撮影などのわがままも聞いてもらえます。

かなり早く5時半前に山頂に着いたのですが、焚き火があって、先に登ったガイドさんたちがギターで弾き語り♪ 
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最初は暑かったけど、そのうち汗も引いたら寒くなったので焚き火に当たりながら日の出を待ちました。外国人のお客さんはガイドさんたちと歌ったり、踊ったり、世間話に盛り上がったり、何かみんな幸せそう。それもそのはず!

この日は今シーズン初の天気に恵まれて🌞
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この絶景!最高の景色に疲れも吹っ飛びます🙌
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温かい紅茶とパンを食べながら、日の出を待ちます。日の出は6時15分くらい?早く着いた分、山頂でゆっくり過ごせたのが良かったです。バリ人では珍しく、写真を撮るのが上手なガイドさんだったので、いろんな場所でポーズ取らされました(笑)。そしてバトゥール山は一応、火山なので、尾根の脇とかには白いスチームがもくもくと湧いていて、そこでゆで卵や蒸しバナナなども作れるんです!湯気は無臭ですが、少し離れたところからでも熱気が感じられました。山が生きているんだ、って感じましたね。山頂を散歩して写真に夢中になっていたら、あっという間に日の出の時間に!インスタグラムでいろいろ写真は見ましたが、バトゥール山からの景色は登った人にしか分からないと思います。自分の足で登って自分の目で見る朝日は本当に感動ものです!

雲ひとつない地平線から顔を出してきた太陽🌄
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これまでもプチ旅行のたびに朝日を見ていましたが、この日は天気に恵まれたこともあり、バトゥール山からの朝日がこれまでで最高の朝日でした!サンライズトレッキングとはいうものの、もちろん、時期や天気によっては雲で見えないことも多く、こんなに綺麗に望めたのはラッキー🍀。数週間前は雨で挫折したから、そのリベンジが果たせました!

重なる山々
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一番奥はアグン山です!左に見えるのはロンボク島のリンジャニ山。キンタマーニ高原から見たバトゥール山は雄々しくてワイルドそのものでしたが、実際に登頂してみるとそんなでもない。

ポイ捨て禁止令!
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なぜかインドネシア語のみ。ゴミを落とすのは外国人観光客じゃなくて、ローカルの人なんですよ。バリ人は普段から平気でゴミを捨てる習慣があるので、ユニセフに認定されたバトゥール山では厳しくゴミを取り締まっているみたいです。でもゴミ箱もトイレもないし、山頂では観光客が朝食を食べたりしているので、いかにゴミを出さないかは登山者一人ひとりの意識にかかっていると思います。日本人なら当たり前ですが、トレッキングの参加者はゴミは持ち帰るルールにするなど必要になるのでは?

日が昇ると猿も出てきた!
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山頂から見下ろすカルデラの風景も息をのむほど美しいです。さっきまで焚き火をしていた山頂では登山客の朝食を狙った猿たちがいっぱいたむろしていましたが、ウブドのモンキーフォレストの猿とは大違いで態度もふてぶてしくありません。トレッキングについて来た犬なのか、犬も数匹🐶。山頂に犬や猿がいるなんて意外で面白かったです。1時間ほどゆっくりして帰りは尾根の散歩道を歩いて下山しました。帰りのルートもいくつかあるようで、他のトレッキングの参加者たちはショートコースで下りいく人が多かったですが、私たちはロングコースで。

山ガールのふり👧
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別の角度から
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日の出直後の空気は清々しい。場所によっては過去の噴火で流れた溶岩も下のほうに見えたりしましたが、意外に山頂は青々しています!最初の下り坂はかなり急なうえ、黒い砂や小石ばかりで滑りながらの下山。途中でグループに取り残された欧米人のおじさんが一人危なげに下っていましたが、ガイドの姿はなしで、他のグループと一緒にさっさと下山してしまったそうです。登山用スティックを持っていても見るからに歩きなれていないようで滑り落ちないかとか、迷わずに駐車場まで戻れるのか心配でしたが、大丈夫というので私たちはお先に👣。

断崖と緑の組み合わせ
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ヨーロッパのアルプス(行ったことないけど!)とか、日本の山っぽいかも!?バリじゃないみたいです。行きは真っ暗で景色はありませんが、帰りは景色を楽しみながらのトレッキングが楽しめます。山頂からの眺めも良かったですが、途中のカルデラの風景も素晴らしく、下山は比較的あっという間でした。最後は日陰の林道を下っていき、森林浴。バリ島10年目にして初トレッキング達成🙌 山は好きだけど、山登りとかアウトドアには無縁の私は一回で十分だとそのときは思いましたが、天気が良くて機会があればまたあの朝日と山頂の風景を眺めてみたいな、と今は思ったりもします。そして私はたった一度だけでも早起きしてハードだったのに、こんな肉体労働を仕事にしているガイドの人たちには頭が上がりません。でも地元の人はあまり他に仕事もないらしいので、多くの人がトレッキングで生計を立てているそう。ガイドの人数も多いので、定期的に仕事が入るわけじゃないため生活は厳しいそうですが、みんな明るく楽しんでいる感じがしました。これぞ、バリスピリット💗 ストレス社会の日本人が忘れている感覚?久しぶりにこのトレッキングで蘇った気がします!日本では若い女性から年配の方まで登山人口がけっこういるようですが、まさかバリ島で山登りする人は珍しいらしく、日本人は私とオーストラリア在住の若い女の子の二人だけでした。ガイドさんも日本人は初めてだったみたい。朝早い出発なのでちょっとハードルが高いですが、平均的な日本人の体力と足腰であれば問題ないでしょう💪

最後は温泉でリラックス
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温泉というより、温水プール的な感じですが、バトゥール湖に面するインフィニティプールからの眺めは最高。山と湖の両方の風景が楽しめるバトゥールの麓は自然が豊かで落ち着きます。またニュピ並み(いや、それ以上!)の星空を見たくなったり、温泉でリラックスしたくなったら、バトゥールに来ようと思います!

案内してくれたガイドさんはBali Top Trekkingという名前で最近、インスタグラムも始めたらしいので良かったらチェックしてみてください👀 写真好きでたくさん撮ってくれるので、欧米人のハネムーンカップルに人気があるそうです。私はあまり自分の写真は好きじゃないのですが、いろんな場所でポーズをとらされたくさん撮ってもらいました(笑)。バリ人って写真撮るの下手な人が多いので、かなりポイント高し👍 インスタグラムホームページからの問い合わせは英語のみですが、日本語でのお手伝いが必要な場合は当ブログの問い合わせフォームからどうぞ✨   

それでは今日もご機嫌で!良い一日をお過ごしください✋

Balitop Trekking
Toya Bungkah village, Kintamani, Bangli, Bali-Indonesia
WhatsApp : +62 878 6111 1171
balitoptrekking@gmail.com

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