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バリの日常

2008年06月03日 10:02

昨晩はインターネットの調子が悪くてずっとつながらなかったので、今朝のアップデートです。

さて最近食ネタばっかり続いているので、ちょっとバリの生活について感じることを書いてみたいと思います。

バリといえば、ヒンズー教の国(?)。本当はインドネシアの一部なのですが、あえて国と表現します。というのは、バリはやっぱり特別の場所だから。インドネシアを旅行した人なら分かるかも知れませんが、バリはインドネシアであってインドネシアじゃない!?他の島とはちょっと違う、「楽園」なのです。もちろん、これはバリの裏事情を知り尽くすと、単なる楽園でないことは承知なのですが・・・やっぱりそれも楽園の一部なのかも知れません。

バリの人たちは、みんなヒンズー教を信じています。日本やヨーロッパでは本来の宗教はあるものの、結婚式やお葬式だけ宗教に従うだけで、日常生活ではほとんど関わらない人が多いと思います。アメリカはちょっと事情が違って、毎週教会に通っているプロテスタントの人も多いですが・・・。バリ、特にウブドは伝統行事や村の儀式が今も盛んに行われている地域です。これもシンガラジャやロビナなどの北部になると、ウブドほどじゃないようです。

バリの人たちは、みんなのんびり、気楽な生活を送ってそうですが、やっぱり宗教を大切にし、神様を信じているという点では根本的に日本人と違うように思います。でもここが落とし穴!宗教にあまり興味のない日本人は、「神様を信じている」=「いい人」という間違った法則ができあがっているようです。これはイブウブ子も経験したことですが、何人であれ、神様を信じていることがいい人には必ずしもつながりません。バリ人は優しい人たちだと思われがちですが、これはあくまでも外の人間に対する場合で、観光客や外国人はお客さん扱いされるからです。一人ひとりをよく観察すると、怠け者、うそつき、ずる賢い、やきもち焼き、自分勝手だったりする人もいるのです。

でも、そんな彼らでも宗教儀式となると、心を変えたようにまじめに取り組むから不思議。宗教なんてどうでもいい!って思っている不良なバリ人はどっかにいるかも知れませんが、まだ知りません。ヒンズー教の儀式は、観光客のときに一度参加したきりで、こっちに暮らしてからはまだ行ったことがありません。ヒンズー教は素晴らしい教えだと思うのですが、ただでさえ儀式嫌いなイブウブ子はわざわざ参加しようと思わないからです。聞くところによると、お寺での行事は最低でも月に一度、それ以外も村のバンジャールで月に数回お祭りや儀式が行われているようです。そしてそれは早朝から真夜中まで続くようで、重要な儀式の場合は5~6時間もお祈りを続けるそうです。

そもそもお祈りって何だろう?イブウブ子は神様を信じているけれど、特定の宗教は持っていません。神は宗教を超越する存在だと信じているから。でも神社が好きだったので、週に1回ほど近所の神社でお祈りしていました。今でも毎日心の中でお祈りは続けています。なので、お祈りの仕方は自己流でプライベートなものです。お祈りは毎日するようにしているけれど、何時間もしたことはないので、バリ人が儀式で何時間もお祈りできることに正直びっくりします。観光で訪れた寺院でひざまずいてお祈りをしている人たちを見たことがありますが、お祈りをする姿ほど美しいものはない!ロンボク島に行ったときも、農民の人がアッラーの言葉に合わせて祈る姿を偶然見てしまい、思わず背筋がゾクッってする感覚を味わったのを覚えています。

モンキーフォレスト通りで見かけたお祈りする男性
prayer.jpg

日本人のほとんどはお祈りは初詣のときに1分ほどお賽銭と一緒にするくらいじゃないかな。それもお祈りなのか願い事なのか微妙・・・。日本人はお祈りするときも立ったまま、両手を合わせてお辞儀する程度ですが、個人的にはひざまづいてするお祈り、特にバリ・ヒンズー教のお祈りの仕方が一番美しいと思っています。このときばかりはバリ人を尊敬してしまうのです。(普段は尊敬していないというわけじゃないですが・・・)

でもバリ人にとってヒンズー教とは宗教よりも文化に近いような気がします。生活の一部といってもいいくらいです。そして、何人でも女性がバリ人と結婚するときにはヒンズー教に改教しないといけないのです。でも外国に行ってしまうと事情は違います。当然ながらヒンズー教の儀式はしなくてよくなり、一番多くの時間を占めていたことがなくなるのです。それでもお祈りはする人が多いと思うので、ヒンズー教を実行していないこととは違いますが、キリスト教のように場所に関係なく信仰しないといけない宗教とはちょっと違うように思います。

ここ最近、観光ブームが復活して外国の影響を受けることが多くなったバリでは、男性でも女性でもひそかに外国人と結婚することを望む人が多くなっているように感じます。これはある意味皮肉なことで、バリ人同士だとカースト(ヒンズー教の地位)が違う人だと結婚できないのに、外国人だとその枠がなくなり、地位の低い身分の人でも玉の輿に乗れちゃったりするのです。もちろん恋愛感情があるのが前提ですが、背景には経済事情があることは隠せません。(もちろん一番上の位のバリ人の場合は、結婚した外国人のほうが玉の輿だったりも!?)

女性が外国人の場合は、バリの家庭に同居し、バリ人と同じようにヒンズー教の生活をすることが望まれます。でもこれにより、外の人間ではなく内の人間の仲間入りすることなので、よっぽどの覚悟がないの厳しいのが現実。男性が外国人の場合は、バリ人同士の場合も同じですが、バリ人女性は旦那さんの家に嫁ぎます。バリに住んでいる外国人男性の場合は単身で住んでいるので、必然的に二人暮らしになります。そしてヒンズー教の生活とは離れるため、一般のバリ人女性がすることをしなくてよくなるのです。

バリ人の女性は朝は5時過ぎには起床して近所の市場に買出しに出かけます。そして戻って家族の食事作りとお供え物作り、お祈りの後は仕事に向かいます。仕事が終わるとすぐに家に戻り、子供の世話、お供え物作り、そしてまたお祈りです。既婚の女性がプライベートの時間に自由に外出することはほとんどありません。お供え物についてはお店やレストラン用には市場で買ったりするようですが、一般家庭では手作りが主流らしいです。

チャナンと呼ばれるお供え物
chanan.jpg

毎日、朝夕にお祈りして、道や神棚にお供えします。

一方、バリ人男性は朝はのんびり起きて、女性が作ったコーヒーを飲み、タバコを吸い、お祈りして、仕事がある人は仕事に向かいますが、ない人は闘鶏やカードゲームの賭博にはまり、または道端のワルンや屋根付きの小屋(ガゼボ)で道行く車や人をぼぉ~って眺めて、夜も近所の会議場などで昼間の続き・・・唯一、まじめに取り組むのはバンジャールでの儀式の準備らしいです。

バリ人は仕事にキャリアを求める人が少ないように思いますが、これはやる気だけの問題じゃないみたい。ホテルでマネージャレベルに就いている人は、長男は稀でほとんどがウブド出身じゃありません。というのは、バリでは必ず家族の長がバンジャールの行事に携わることになることが義務付けられているからです。バリ人は寿命が短いため、父親が亡くなった場合は、長男、長男が別の地域に住んでいる場合は次男が家族の代表となり、参加しなければなりません。そしてほとんどの場合、一番働き盛りの30代半ばの男性がその義務を背負うことになるのです。仕事を取るか、バンジャールを取るかの選択になると、ウブドの人は当然バンジャールのほうが優先になります。そうじゃないと村八分になって、悪いうわさが広まり、自分の家族が困ったときには誰も助けてくれないということになるらしいです。地域の連帯を大事にするウブドの人は対立を望みません。仕事でもマネージャになると仕事に費やす時間や責任も大きくなり、バンジャールの仕事と両立できないため、昇進の機会があっても拒む人が多いのもそういう理由からだろうと思います。身近にも葛藤している人がいました。日本人だったら、仕事第一で専念できるのにちょっと残念です。でも、日本だって仕事し過ぎでストレスが溜まって、果たしてどっちが幸せかなのか・・・。

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コメント

  1. マリリン | URL | -

    ミニスカート?

    イブウブ子さん、ジーンズのイメージが強くてミニスカは、新鮮です。旅行者としてバリの人達を見るのと、その地で生活してバリの人達とかかわるのとでは、違いがありますね。いバリの女性は、ひと昔前の日本女性のように思えます。

  2. イブウブ子 | URL | -

    マリリンさんへ

    ミニスカートはあまり着ないのですが、アバターなので思い切って!こんな若い格好はネット限定なり。(笑)

    バリ人女性は働き者で偉いと思います。旦那さんの家で暮らすのですから、それなりの苦労はあるだろうし、バリでもお供え物や料理などは地域によって微妙に違うらしいのです。

    バリ人女性もいずれは変化するのかも知れませんが、ここは宗教によって守られているので当分は変わらないと思います。

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